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トランセンドジャパン、PCIe Gen 4 x4対応のM.2 SSD

トランセンドジャパン株式会社は、M.2(Type2280)規格のSSD「MTE250S」シリーズの4TBモデル「TS4TMTE250S(グラフェンヒートシンク装備)」を4月14日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込4万5,800円。

MTE250Sシリーズは、超高速パフォーマンスと優れた安定性を求める動画クリエイターやゲーミングユーザーをターゲットとするM.2(Type2280)規格のSSD。1TB/2TBの2モデルをラインナップしており、4TBモデルの追加で3容量展開となった。

NVMe 1.4規格に準拠し、4レーンで同時にデータの送信と受信を行うPCIe Gen4 x4インターフェースや8チャンネルコントローラーを採用したことで、最大読出し7,500MB/秒、最大書込み6,700MB/秒を実現。また、4Kランダムリード/ライトは最大54万/44万IOPS(I/O毎秒)となっている。

TBW(総書込み容量)は3,120TBW、MTBF(平均故障間隔)は3百万時間と、高耐久性能も特徴。

加えて、伝導性の高い素材であるグラフェンを使用したヒートシンクを装備する。

プレイステーション 5の要件を満たしており、自社検証においても動作確認済みだという。

同社製のSSD製品向けに開発されたソフトウェアアプリケーション「SSD Scope」(無料)を活用することで、SSDの状態やパフォーマンスの管理が可能。ドライブ情報の閲覧、S.M.A.R.T.情報の閲覧、診断スキャン、セキュア消去、ファームウェアの更新、TRIMの有効化、ヘルスインジケーター、システムクローンなどの機能が利用できる。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。