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バッテリー模造品の販売業者を相手に、キヤノンとアマゾンが米国で訴訟を提起

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キヤノン株式会社およびCanon U.S.A., Inc.は5月11日、Amazon.com, Inc.およびAmazon.com Services LLCと共同で、キヤノン製品の模造品販売業者に対して訴訟を提起したと発表した。

キヤノンのカメラ用バッテリーと充電器の模倣品を米国アマゾンストアで販売していたと見られる販売者(29セラー)に対するもの。キヤノンの商標権を侵害しているとし訴訟を提起した。提起先はワシントン州西部地区連邦地方裁判所。

安全性が求められるバッテリーなど電源関連の製品だけに、キヤノンは模造品販売業者に対して厳正に対処しているという。

また、近年ECサイト上で模造品の販売が増加しており、キヤノンとアマゾンは対抗措置と顧客の保護に協力して努めているという。今回の共同訴訟はその一環としている。

本誌:折本幸治