ニュース
【CP+2023】ジンバルや音声レコーダー、左手デバイスなど…動画関連アイテムも充実
ZHIYUN/LOUPEDECK/MOZA/Insta360/TASCAM/Kingの新製品
2023年2月25日 15:54
強力なハンディライトが参考出品
VANLINKSのブースではジンバルで知られるZHIYUNブランドのLEDライト3モデルが参考展示されていた。いずれも発売時期や価格は未定。
「MOLUS X100」はモジュラー式のLEDライト。手のひらサイズで出力は100W。色温度も可変できる。グリップにもなる充電式バッテリーは取り外しも可能。リフレクターやソフトボックスなどのアクセサリーも装着できる。
「MOLUS G60」はACアダプター駆動のスタジオ型ライト。こちらも手のひらに載るほどの小型ボディとなっている。重さは300gと軽い。出力は60Wで色温度も変えられる。X100と同じくアクセサリーの装着が可能。
「FIVERAY M40」は薄型の面光源式LEDライト。40Wで色温度可変タイプ。内蔵バッテリーとUSB給電で使用可能。スタンドとファンを内蔵している。
左手デバイス「LOUPEDECK」の最小モデル
SAEDAのブースでは1月に発売された「LOUPEDECK LIVE S」のデモを行っていた。価格は2万9,700円。
パソコンに接続してAdobe系のクリエイティブソフトやFinal Cut Proなどを素早く操作するためのコントローラーで「左手デバイス」とも呼ばれる。LOUPEDECKシリーズでは最小となり、重さは168gと持ち運びも便利だとしている。シリーズで最も安価なモデルでもある。
タッチパネルで使いたい機能を選択して、ダイヤルで値を調整する。ソフトを起動していないときは登録ソフトのランチャーとしても機能する。
ミラーレス対応の軽量なジンバル
MOZAの新型ジンバル「AIRCROSS S」がケンコー・トキナーブースに展示さていた。2月に発売済みで価格は4万7,800円。ホワイトのカラーが目を惹くデザインになっている。
ペイロードは1.8kgで、ミラーレスカメラの搭載が可能。本体のみの重量が750gでこのクラスでは軽量とのこと。横位置と縦位置の切り換えはクイックシューで素早く行える。
5.7Kで全周撮影ができるカメラ
360度カメラで知られるInsta360シリーズの新モデル「Insta 360 X3」もデモが行われていた。発売済みで価格は6万8,00円前後。
本体の前後にレンズを搭載しており、5.7Kでの360度撮影が可能。シングルレンズモードでも4K撮影に対応する。自撮り棒が写らないように撮影でき、ドローン風の映像も作れるという。本体は10mの防水機能を備えている。AI機能を使った動画編集も利用できる。
音割れしない32bitフロートの音声レコーダー
ティアックのブースではTASCAMブランドの音声レコーダー「Portacapture X6」が展示されていた。2月に発売しており、価格は5万4,780円。
内蔵ステレオマイク、2チャンネルのXLR、ステレオミニジャックの各入力を備えるレコーダー。ダイナミックレンジが広く、音割れが防げる32bitフロート形式で記録できるのが特徴。動画撮影の際に本機で音声を別撮りしておけば、カメラの音声で音割れがあっても、差し替えられる。