ニュース

【CP+2023】エツミブースに、TENBA、f.64、Shimodaのバッグ新製品

エツミブースより、同社取り扱いブランドのカメラバッグについてお届けする。参考出品もしくは初お目見えの製品をピックアップした。

TENBA

アクシスV2 LTバックパック。左が18L、右が20L。いずれも黒/カモの2色展開

近年は広いユーザー層に向け、様々なデザインのカメラバッグを拡充しているTENBA(テンバ)。モールシステムの「アクシスV2」シリーズに新タイプが加わる。

「LTバックパック」は18Lと20Lの2サイズ。予定価格は税込4万7,190円〜4万8,400円。5月頃の発売を見込む。

サイドアクセス
両側面+上面からのアクセスが可能
PC収納部は背面側
マチ付きのフロントポケット

4Lと6Lのスリングタイプも登場。予定価格は税込2万1,780円〜2万2,990円。

左が6L、右が4L。こちらも黒/カモの2色展開
アクシスV2スリングバッグの内部
フロントポケット

f.64

バックパック「RKM PRO」を5月頃に発売予定。既存のf.64バックパック「RKS」とはサイズと生地感が異なり、こちらはよりタフなイメージ。

左が既存モデル「RKS」、右が参考出品の「RKM PRO」
RKM PROの機材収納部は、プロ機(縦位置グリップ付き)にも対応しそうな深さがある
フラップ裏のマチなしポケット
背面のPCコンパートメント。こちらはクッションで保護されている
フロントポケット。マチがたっぷりとしている

また、現時点では発売予定がないというバックパックも展示されていた。会場での反響により市場性を判断したいとのこと。上下2気室のように仕切りがセットされているが、貫通させて大きな1気室としても使える。先のRKM PROなどに比べると、ソフトでカジュアルな印象があった。

発売未定のf.64バックパック
上部を開いたところ
サイドアクセス
フロント下部からも収納部に繋がっている
背面

Shimoda

アクションX70 HD。

アウトドア仕様で知られるShimoda(シモダ)のカメラバッグ「アクションX70 HD」は、スターターキットの予定価格が税込10万8,900円。5月頃の発売を見込む。

既存のX70に対し、サイズはそのままに、一部パーツの強化や、細部の仕様変更を盛り込んだグレードアップモデル。腰ベルト部分にポケットを備えるなどの進化点がある。

背面オープンタイプ
「コアユニット」と呼ぶインナーボックスがセット。こちらも新設計で、よりバッグ内いっぱいのサイズになっている
ベルト部分のパーツを金属化したという
新たに、腰ベルトにポケットを装備
既存モデルのカラバリ追加も予告

コールマン

コールマンのポーチ新製品

バッグではないが、カメラユーザー以外の一般層からも人気が高いというコールマンブランドのポーチが展示されていた。4月発売予定で、価格は2,970円前後の見込み。

既存モデルより厚さがあり、スマートフォンに限らずコンパクトカメラ程度まで想定されたようなサイズ感。ショルダー用ストラップも付属する。生地も撥水性が期待できるもので、柔らかなカラーが魅力的。アウトドアブランドの世界観が漂う。

背面。縦にも横にも通せるベルトが備わる
3色展開

そのほかエツミの既存製品も揃っており、実物を自由に試せる。やはり用品メーカーが出展してこそのCP+と再認識する機会となった。

発売済みのハイブリッドケースS/L(セミハードケース)。最近話題になった製品のひとつだという。これと組み合わせるハードケースも触れる
本誌:鈴木誠