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【CP+2023】会場で見かけた三脚・マウント関連
独自のカラーリングや静止画/動画両対応など、多数の新製品が出品
2023年2月24日 16:22
カラフルで小さく畳めるカーボン三脚
ワイドトレードのブースには、会期直前に発表したLeofoto(レオフォト)のカーボン三脚「LY(Mr.Y)シリーズ」が展示されていた。
イエロー、ブルー、レッド、ブラックと目立つ色を採用している。センターポールの断面がY型になっており、脚を畳んだ際に従来のセンターポール付き三脚よりも小さくまとまるのも特徴となっている。収納時のサイズ感は、ほぼセンターポールレス三脚に近い。さらに珍しい色使いとあって、来場者の注目を集めていた。
また新アクセサリーも並んでいた。今後順次発売するが、価格は未定。
こちらはカーボン製のジンバル雲台とカメラケージを組み合わせたもので、超望遠撮影を想定している。
また、従来よりも小型のギア雲台「G3」は、ギア雲台を使いたいがこれまでのG4では大きすぎるというユーザーをターゲットにしたもの。
そのほか、折り畳めて持ち運びを楽にしたジンバル雲台「PG-2」もあった。
なお、レオフォトのショールームが埼玉県川口市にオープンするというチラシが配布されていた。オープン予定は3月25日となっている。
独自の色使いが特徴的な「3 Legged Thing」
銀一ブースでは英国「3 Legged Thing」の三脚を展示していた。本体部分やロックナット部分に派手な色使いのパーツを使っており、こちらも来場者の関心を集めていた。
いくつかの大きさ別にラインナップされているが、トラベルタイプになっており脚を反転させて小さく収納できる。ロックナットにはゴムを巻いているほか、ディンプルを設けて使いやすくするなど工夫が凝らされている。
脚は取り外し可能で、オブションの石突きを装着してミニ三脚のように使うこともできる。
また同ブランドでは、汎用および各カメラ専用のブラケットもラインナップしており、好調という。
静止画と動画の両対応雲台を搭載した三脚
VANLINKSのブースにはBENROの新型三脚「Cyanbird Collection」が展示されていた。4~5月の発売を予定している。
特徴は動画対応の雲台を搭載しており、写真と同時に動画の撮影もしたいといったニーズに向ける。雲台部分はレベラーも内蔵しており、素早く水平が取れる。
脚パイプがアルミ、カーボン、アルミとカーボンの両方という3タイプを用意する。いずれも5段のレバーロック式。脚の断面が楕円のような形で、収納時に収まりが良い。
キャンプ用テーブルにもなる三脚
SLIKのブースではアウトドアテーブルにもなる三脚「LEPTOS A294 CAMPER」を展示していた。
通常の三脚としても使用できるほか、雲台に装着するテーブルの天板が同梱されている。サイドにはスリットがあり、カップなどを引っかけることもできる。
同じシリーズの「STANDPOD GX CAMPER」は自立式の一脚。キャンプの際にテント内でプロジェクターを支えるスタンドにすることも想定している。スクリーンを兼ねるケースが付属する。
いずれも3月24日に発売する。
またSLIKでは吸盤式のマウントを4月末に発売する。大きいタイプの「SVM-120」と小さいタイプの「SVM-75」を用意する。空気を排出するポンプを備えており、白い部分を何回か押して固定する仕組みだ。
軽量でも固定力の強い自由雲台
RAIDのブースにはCOLORADO TRIPODの自由雲台「Aspen Ballhead」が展示されていた。ボール部分の大半を肉抜きすることで大幅に軽量化しているのが特徴。一方で耐荷重は13.6kgある。
独特の構造になっており、一般的な自由雲台よりも可動域が広いという。フリクションコントロールノブも搭載している。近日発売予定となっている。
カメラの向きを遠隔操作できる電動雲台
ルミカのブースでは、発売済みだが比較的新しい製品として「Bi無線式電動雲台(デンウン)」を展示していた。
同社は高所撮影用のロッドを手がけているが、そうしたロッドの先端に付けて地上から無線でカメラのチルトを行うアイテム。一般的な三脚でも使用でき、カメラに手が届かない高さでのアングル調整にも向くとしている。
工具のような見た目の強力なクランプ
イメージビジョンはFALCAMの「クイックリリースクランプ」を展示していた。2月10日に発売した新製品となっている。
最大20kgの機材を搭載可能。カメラネジのアクセサリーを装着できるほか、FALCAMのクイックリリースシステムに対応しており、同ブランドのアームなど様々なアイテムを素早く着脱できるようになっている。