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ニコン、エッジAI対応の超小型産業用カメラ「LuFact A2000」。PCレスで対象物検査

カメラヘッド「LuFact AH080-CR」

株式会社ニコンは、超小型スマートカメラ「LuFact A2000」を2023年春に発売する。ニコンがデジタルカメラで積み重ねた独自の画像処理技術から生まれた産業用カメラ。カメラ複数台で画像を取得するセンシング技術が評価され、DMG森精機株式会社が同社の加工機内でモニタリング用カメラとして導入予定だという。

AI処理ユニット「LuFact A2000-G」

2022年7月に、パソコンやデジタル入出力機器と組み合わせて使用するタイプの「LuFact A1000」が発売済み。今回の新モデルはAIエッジコンピューティングに対応。AI処理ユニット「LuFact A2000-G」との組み合わせにより対象物の検査をパソコンレスで行えるため、検査の高速化や精度向上に貢献するという。

また、画像処理ユニットを分離したカメラヘッドは超小型となり、既存装置やロボットハンドに設置しやすいとしている。加えて、機器側で独立して検査データを処理することで、サーバー負荷や消費電力の削減も可能とした。

カメラヘッドは3機種を用意。モノクロ用の2機種はグローバルシャッター式CMOSイメージセンサーを採用し、動きのある撮像に適するという。また、高解像度でカラー撮影が可能な1機種がある。センサーサイズはいずれも1/1.8型。レンズマウントはCマウント(LuFact CH050-MGのみ)もしくはSマウント。外形寸法と重量は30×30×43mm・46g(LuFact CH050-MG)、20×20×43.2mm・25.5g(LuFact AH050-MG/LuFact AH080-CR)。

本誌:鈴木誠