Angelbird、持続速度重視のSDXCカードに大容量モデル。1TB約5.6万円

株式会社銀座十字屋ディリゲント事業部は10月4日、AngelbirdのSDXC UHS-IIカード「AV PRO SD MK2 V60」の2モデル（512GB/1TB）と「AV PRO SD MK2 V90」の1モデル（512GB）を発売した。

いずれのモデルも、「最大速度」ではなく「持続速度」に重点を置いて設計されたSDカード。独自のStable Stream技術により、ドライブの全容量に渡って安定したデータの読み書きが可能だという。

同社によると、現代の高解像度かつ、高ビットレートの映像コンテンツを記録するには、カードの全容量にわたって高い書き込み速度を維持する必要があるという。持続速度を明確にすることで、カメラの記録要件（ビットレートなど）に適したメモリーカードの選択が可能だとしている。

今回発売する製品は、ビデオスピードクラスV60とV90に対応。容量は最大1TBで、こまめにカードの交換が行えない水中・空中での撮影、長尺の記録が求められる舞台撮影やドキュメンタリー撮影の現場に最適なモデルになるという。

AV PRO SD MK2 V60

最大読み出し速度280MB/秒、最大書き込み速度160MB/秒を実現し、UHSスピードClass3（U3）、SDスピードClass10、ビデオスピードクラスClass60（V60）に対応。

今回発売する512GB、1TBのほか、64GB、128GB、256GBの3モデルをラインナップしており、5モデル展開となる。

AV PRO SD MK2 V90

最大読み出し速度300MB/秒、最大書き込み速度280MB/秒で、UHSスピードClass3（U3）、SDスピードClass10、ビデオスピードクラスClass90（V90）に対応。

今回発売する512GBのほか、64GB、128GB、256GBの3モデルをラインナップしており、4モデル展開となる。