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Angelbird、熱と速度維持対策を備えながらも低価格帯を実現したCFexpress Type Bカード。512GBでも約2.5万円
2022年1月18日 17:00
株式会社銀座十字屋ディリゲント事業部は1月17日、Angelbird(オーストリア)のCFexpress Type Bメモリーカード「AV PRO CFexpress SE」および「AV PRO CFexpress SX」の2モデルを発表した。各製品の容量ラインアップはAV PRO CFexpress SEが512GBで、AV PRO CFexpress SXは160GB。いずれも1月28日の発売で、価格はオープン。
持続的な書き込み速度の維持対応や温度管理機能を備えたというCFexpress Type B規格のメモリーカード。Angelbird社独自の機能「Stable Streamテクノロジー」によりデータ記録中の性能低下を抑制するほか、「適応型温度管理」機能により状況に応じて発熱からメモリーカードを保護するとしている。
同時ラインアップされた製品のうち、AV PRO CFexpress SXは特に速度性能に特化したモデルだとしており、「市場最高レベルの持続記録性能を備えたCFexpress Type Bカード」を謳う。
いずれの製品も1月17日時点での対応カメラ情報も掲出されており、ニコンのフラッグシップミラーレスカメラZ 9の開発元での動作確認がとれたとしている。
なお同社は同じくAngelbird社の最大12KのRAW動画記録でも安定した記録パフォーマンスを発揮できるというCFexpress Type Bカード「AV PRO CFEXPRESS XT」および「AV PRO CFEXPRESS」もラインアップしている。今回あらたにラインアップに加わった2製品は容量ラインアップと記録速度面を控えめにすることで静止画撮影の多いユーザーにとっても求めやすい価格帯を実現しているという。
AV PRO CFexpress SE
最大で読込1,785MB/sと書込850MB/sのデータ転送に対応したCFexpress Type Bカード。容量ラインアップは512GBで店頭予想価格は2万5,980円(税込)。
持続速度は読込が最大転送速度と同じ1,785 MB/s、書込は800MB/sだとしており、8KのRAW動画記録にも対応できるとしている。