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タムロン、フルサイズEマウント用「20-40mm F/2.8 Di III VXD」開発発表

2022年秋に発売予定

株式会社タムロンは、ソニーEマウント用の交換レンズ「20-40mm F/2.8 Di III VXD(Model A062)」の開発を発表した。2022年秋に発売予定としており、価格は未定。

35mmフルサイズに対応する大口径ズームレンズ。広角端を20mmとしたことで、24mmスタートの大口径標準ズームレンズでは表現できない、パースを活かした迫力ある自然風景など、幅広い撮影が楽しめるとしている。

普段使いに最適な携帯性を追求したという製品で、フルサイズミラーレス用ソニーEマウント大口径ズームレンズにおいて“クラス最小・最軽量”の長さ86.5mm・重さ365gとしている。カメラグリップやジンバルを使用してもバランスがよく、静止画のみならず、Vlogなどの動画撮影にも活躍するという。

AF駆動は高速・高精度というリニアモーター式のVXD(Voice-coil eXtreme-torque Drive)。広角端では最短撮影距離0.17m、最大撮影倍率1:3.8となり、ワイドマクロのような撮影ができる点も特徴としている。

そのほか現時点で明らかになっている仕様としては、フィルター径は同社Eマウント用レンズで広く採用されている67mm。ズームリングの回転角は65度。簡易防滴構造と防汚コートを施している。ソニー製カメラの「ファストハイブリッドAF」や「瞳AF」といった機能に対応するほか、専用ソフト「TAMRON Lens Utility」でのカスタマイスやファームウェア更新も可能としている。

本誌:鈴木誠