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キヤノン、重量270gの“ハーフマクロ”「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」。9.7万円

キヤノンは、RFマウントレンズ「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」を8月下旬に発売する。価格はオープン。キヤノンオンラインショップでの販売価格は税込9万6,800円。

最大撮影倍率0.5倍の、いわゆる“ハーフマクロ”の単焦点レンズ。キットレンズの“次の1本”を求めるユーザーに応えるラインアップとしている。同社交換レンズの高級ライン「Lレンズ」ではない“スタンダードクラス”の単焦点レンズとして、エントリー/ハイアマチュアに向けて訴求する。

レンズ構成は9群11枚。撮像面付近に大口径レンズを配置。画面周辺の高画質化とレンズ本体の小型化を両立した。PMo(プラスチックモールド)非球面レンズ1枚を使用して像面湾曲を補正。このほか高屈折・低分散特性をもつUDレンズ1枚を使用している。

レンズ内手ブレ補正機構を搭載。レンズ単体でシャッター速度最大5段分の補正効果を有する。また、ミラーレスカメラ「EOS R3」および「EOS R5」との組み合わせでは最大6.5段分の協調制御に対応する。

AF駆動はギアタイプのステッピングモーター。自然な動きでピントを追従し、動画撮影用途においても有用としている。

絞り羽根の枚数は9枚(円形絞り)。最短撮影距離は0.14m。最大撮影倍率は0.5倍。フィルター径は52mm。

サンプル画像(キヤノン提供)

鏡筒にはコントロールリング、フォーカスリング、フォーカスモードスイッチ、手ブレ補正スイッチを備える。

最大径×全長は約74.4×63.1mm。重量は約270g。製品にはレンズキャップ(フロント・リア)が付属する。レンズフードは別売。

別売のレンズフード「EW-65B」(希望小売価格:税込4,510円)を装着した様子
本誌:宮本義朗