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ニコンFM2の40周年記念ストラップが発売。ブラックとイエローの2色

ニコンミュージアム館内で「はやぶさ2」関連展示も

ニコンミュージアム(株式会社ニコン運営)は6月24日、「ニコンFM2誕生40周年記念ストラップ」を発売した。館内ミュージアムショップおよびニコンダイレクトで取り扱う。販売価格は税込3,300円。販売数は600本(購入は一人につき1本まで)。

1982年に発売されたフィルムカメラ「ニコン FM2」の誕生40周年を記念したオリジナルカメラストラップ。FM2はシルバーとブラックの2種類のカラーバリエーションで発売されていたことから、本製品もブラックとイエローの2色を用意した。

ブラック
イエロー

FM2は世界初の超高速シャッタースピード1/4000秒を実現し、雑誌広告やカタログでは「MAX.4000」と表現してその性能をアピールしたという。本製品では、そのMAX.4000と、FM2、NIKON MUSEUM、40thAnniversaryのロゴを組み合わせたオリジナルデザインを採用した。

全長は約1,250mm、最大幅は約40mm、重量は約40g(パッケージ含まず)。

シルバーボディには「ブラック」が、ブラックボディには「イエロー」がおすすめとしている

館内に小惑星「リュウグウ」のかけらのレプリカ展示中

ニコンミュージアムは、小惑星探査機「はやぶさ2」が採取し地球に持ち帰った、小惑星“リュウグウ”のかけら(サンプル)のレプリカ(複製)を6月14日から展示している。

実際に展示されるのは、サンプルの実物大および10倍のサイズに複製したもの。「JAXA 宇宙科学研究所はやぶさ2プロジェクト」と「JAXA 宇宙科学研究所と夢を創る会」が、相模原市と連携してサンプルレプリカを作成した。

2020年12月6日に、打ち上げから6年を経て「はやぶさ2」は小惑星“リュウグウ”のかけら5.4gが入ったカプセルを地球に帰還させた。現在はそのサンプルの本格的な分析作業が進行中。ニコンエンジニアリングとニコンソリューションズが製作してJAXAに納入した「小惑星微粒子観察用顕微鏡システム」もサンプルの撮影や分析に活用されているという。

実物大サンプルレプリカ(左)と10倍サンプルレプリカ(右)
本誌:宮本義朗