ニュース
ソニー、小型化した可変指向性マイク「ECM-B10」。2.9万円
対応カメラにケーブルレス接続
2022年6月15日 12:00
ソニーは、「ショットガンマイクロホンECM-B10」を7月29日に発売する。希望小売価格は税込2万9,590円。
ソニー製カメラのMiシューに取り付けて使用するオンカメラマイク。Miシューを通じて、マイクへの電源供給と、対応するカメラへのデジタル音声伝送を行える。マイク背面のスイッチにより指向性を3通り(鋭指向性、単一指向性、全指向性)に切り替えられるのも特徴。ケーブルレスで使えるため、バリアングルモニターの動作に干渉しないとしている。
デジタル音声伝送の対応機種(2022年6月時点)は、α1/α9 II/α7R IV/α7S III/α7 IV/α7C/ZV-E10/FX3。
主な機能を発売済みの「ECM-B1M」(3万8,500円)から継承しつつ、コンパクト化したのがポイント。マイクカプセルの数を8つから4つにしたため、鋭指向性での集音性は従来機B1Mのほうが優れるという。なお、これによりマイクの被写体方向への長さが2cm抑えられたため、広角レンズでケラレを起こしにくいとしている。
マイク仕様は、バックエレクトレットコンデンサー型、周波数特性は40Hz〜20,000Hz。モノラル。ウインドスクリーンが付属する。
最大外形寸法は約27.4×81.7×79.3mm。重量は約72g(本体のみ)。