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Leofoto、水平調整機構搭載のカーボン三脚「Mr.O(LO)」シリーズに軽量モデル。ビデオ雲台とのセットも

LO-224C

株式会社ワイドトレードは、Leofotoのカーボン三脚「Mr.O(LO)」シリーズの2モデルを4月7日に発売する。ラインアップと希望小売価格(税込)は、脚部のみの「LO-224C」が5万6,375円、雲台とセットの「LO-224C+BV-1R」が6万8,750円。

LO-224Cは、水平調整機構「レベリングセンターポール」を搭載した小型・軽量のカーボン三脚。本体部分にボール状の部品を内蔵し、センターポールを通すことで±30度の水平調整に対応する。本モデルは最大脚径を22mmとし、脚部のみの重量は882g。同シリーズ従来モデルの「LO-284C」(最大脚径28mm・重量1.32kg)、「LO-324C」(最大脚径32mm・重量1.65kg)と比較して軽量なモデルとなっている。

ワンタッチ操作で高さ・角度が調整できるレバーを備えており、動きの速い被写体にも対応できるという。同社では、フィールドスコープや双眼鏡を搭載しての野鳥観察や、スポーツ観戦にもオススメだとしている。

脚部には10層カーボンパイプを採用。雲台取り付けネジは3/8-16UNC仕様のみで、回転防止のイモネジを備えている。

センターポールに備えられたエンドフックはクリックストップ式となっており、センターポールを傾けても使いやすい角度に調整が可能。センターポールは上下反転して取り付けできるため、三脚の高さを保ちながら撮影機材の位置を低く設定できる。また、エンドフック付の専用ショートセンターポールも付属している。

セットの雲台「BV-1R」は、グリスとスプリングの反発を利用して搭載機材を滑らかに動かすことができる小型のビデオ雲台。スプリングの力で同じ角度を保持しようとするので、両手を放してのスポーツ観戦やバードウォッチングにも活用できるという。耐荷重は3kgで、標準レンズ付きのフルサイズミラーレスカメラや、大型のフィールドスコープなどの利用を想定している。

BV-1R
LO-224C+BV-1R

LO-224C

耐荷重:5kg
段数:4段
最大パイプ径:22mm
全伸長:1,620mm
伸長:1,310mm
最低高:85mm
収納高:475mm
重量:882g

LO-224C+BV-1R

耐荷重:3kg
段数:4段
最大パイプ径:22mm
全伸長:1,700mm
伸長:1,400mm
最低高:180mm
収納高:560mm
重量:1,350g

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。