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Leofoto、フラッグシップ三脚「Mr.Q」シリーズに最大モデル「LQ-365C」

従来モデル同等の収納高ながら耐荷重20kgを実現

株式会社ワイドトレードは11月18日、Leofotoのフラッグシップ三脚「Mr.Q」シリーズに、最大脚径を36mmにした「LQ-365C」を追加。脚単体および自由雲台LH-47とのセットを発売した。希望小売価格(税込)は単体版が9万6,800円、雲台セット版が12万2,000円。

Mr.Qシリーズは、10層カーボンパイプを多く採用しているLeofoto三脚シリーズの中でも、さらに剛性に優れるというアドバンスドカーボンパイプを採用したシリーズ。携行性を重視したレンジャー(LS)シリーズのコンパクト性とシステム三脚であるサミット(LM)シリーズの機能性を採り入れたとしている。

同シリーズ製品には、これまで最大脚径32mm・耐荷重15kgの「LQ-324C」と最大脚径28mm・耐荷重10kgの「LQ-284C」の2製品がラインアップされていたが、このほど最大脚径を36mmとし、耐荷重を20kgに強化した「LQ-365C」が加わった。

LQ-365Cでは段数を5段とすることで収納高492mmを実現。4段式のLQ-324C(収納高493mm)やLQ-284C(収納高456mm)と同等の収納高となっている。同社によれば収納高を同等まで抑えながらも超望遠レンズを用いたフィールド撮影や、スタジオ撮影などでの高画素カメラの使用にも耐える剛性を確保しているという。

重量は脚単体で約1,910g。同日付で単体版も発売された自由雲台「LH-47」のセット版は約2,500gとなっている。

このほか本体部には1/4インチ、3/8インチネジ穴を備えるとしており、別途フレキシブルアームやストラップの取り付けにも対応。センターユニットの脱着にも対応するなど、システム三脚としての運用にも対応している。

本誌:宮澤孝周