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【CP+2022】ソニー新社屋の配信スタジオから、出演写真家のコメントが届きました

配信スタジオの様子(写真提供:ソニー)

ソニーはCP+2022のオンライン配信に向けて、横浜みなとみらいのソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ新社屋にスタジオを設置。その現場から届いた写真と、一部出演写真家のコメントをお届けする。なお、ワークショップと一部セミナーのアーカイブは2月24日9時から順次公開。視聴可能期間は3月31日23時59分までとしている。

配信機材の一部
横浜みなとみらいのソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ新社屋
CP+2022に向け、一般非公開のショールーム「Sony Square」のリモートツアーも用意。詳しくは同社Webサイトから

3月6日からは、CP+2022に登壇した写真家によるαアカデミーリアル校のCP+2022連動 特別講座(無料)が順次開催。現時点で井上浩輝さん(札幌、福岡天神)、福田健太郎さん(名古屋)、並木隆さん(大阪)の講座が参加予約を受け付けている。

福田健太郎さん……「G Master × 風景写真」最高峰レンズが生きる撮影術

今日(2月24日)のトップバッターだったので、ちゃんとしなきゃ、と身が引き締まりました。ソニーのスタジオや撮影機材がとても本格的なので緊張しました。写真を撮っている方が、気は楽です。でも、多くの人に写真や映像表現に触れていただける機会を用意してもらえたことが嬉しく、ありがたいです。

コロナ禍で行動を自粛され、なかなか出かけられない方も多いと思いますが、私の写真や映像作品で日本の美しい春夏秋冬の自然に触れて頂ければと思います。交換レンズによる表現世界も存分に紹介しているので、撮影の一助になれば嬉しいです。ぜひ、配信のアーカイブもご覧下さい。私も他の方の作品や考え方などから刺激を受けたいので、たくさん視聴したいと思います。

山下大祐さん……「α7R IVで撮る、極上の鉄道ビジュアル」

ライブ配信かつMCやゲストもなしという単独でのステージは、「1人でなんとかしなきゃ」という孤独な戦いでした。ただ、そういった緊張感を持って取り組んだおかげで、なんとかうまくやれたのではないかと思っています。やや押し気味で進行していたため、セミナーの最後に「さようなら、またお会いしましょう」を言えなかったのが心残りです。

セミナーでは、最初に紹介する2枚や、メルヘンな雪のシーンでのカットが特にお気に入りなので、ぜひ見て頂きたいです。鉄道風景の写真に映像作品、音声も交え、αや交換レンズの高い性能についてもしっかり語らせて頂きました。

北山輝泰さん……「瞬間の情景〜αシリーズとEマウントレンズで星景の世界に飛び込もう〜」

あっという間の40分で楽しかったです。セミナーでは「寝坊した」話をしゃべり過ぎてしまいましたが、星景写真についても存分にお見せできました。普段から星空が好きで、星の魅力を多くの人に伝えたいという気持ちがあるので、このような機会は嬉しいですし、たくさんの人に視聴して頂きたいと思います。

そして今回のセミナーをご覧になった方々が星のことを好きになって、「こういう写真を撮ってみたい」と少しでも思ってくれたら嬉しいです。身近なものを題材にした星景写真なども用意しましたので、ぜひアーカイブ動画をご覧下さい。

井上浩輝さん……「北の野生動物と風景とαと」

お話ししたかったことは、伝えきることができました。α1が発売されてから動画を撮っている時間が増え、8Kで動画を撮れるということに大きな強みを感じています。高解像度にはクロップ撮影という強みもありますが、それ以上に動画からの静止画切り出しがかなり実用的になりました。

4Kから8Kに進化し、切り出した静止画の画質がかなり向上したことで、動物写真には新しい撮影方法が生まれたと感じています。まずは「いいな」と思ったシーンは動画で撮っておきましょう。それを後から編集して楽しむこともできます。そういったことを私のセミナーでも存分に語らせていただきました。

清家道子さん……「αで描く光と色」

緊張しました。とにかくセットがすごくて、まるで宇宙基地のようでした(笑)。去年と異なり今回は終始1人でしたが、その分たくさんの作品を紹介でき、伝えたいことも存分に話せたので、非常に満足しています。いい経験をさせていただきました。

セミナーでは、写真だけでなく動画作品も交えて紹介しています。写真と動画はどちらが良いかという話ではなく、それぞれ異なるからこそ良いです。αなら簡単に美しい写真や動画が撮れてしまうので、両方を組み合わせることで表現の幅を広げ、より撮影を楽しんでほしいです。そういった方がもっともっと増えていってほしいという気持ちをセミナーに込めました。

デジカメ Watch編集部