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SIGMA fp LのファームウェアVer.2.00が公開。フォルスカラー搭載やAF改善など

シグマは1月27日、ミラーレスカメラ「SIGMA fp L」の最新ファームウェアを公開した。静止画、動画それぞれに関係する9項目のアップデートが含まれている。

なお、Blackmagic Design Video Assist 12Gシリーズのユーザーに対しては、現時点でVer.2.00を適用するとHDMI出力を利用したBlackmagic RAW収録が正しく行えなくなるため、2月上旬にVideo Assist 12Gシリーズ向けのファームウェアがアップデートされるまでfp Lのアップデートも控えるよう案内している。

Ver.2.00の変更内容(引用)

・画面内の露出の状況が色分け表示され、任意の部分の露出の状況を把握することができる「フォルスカラー」機能を搭載しました。

・フォーカスリングによるピントの移動量をリニア / ノンリニアのいずれかに設定できる「フォーカスリング制御」機能を搭載しました。
 ※1 対応レンズのみ設定可能です。
 ※2 この機能を使用するには対応レンズのファームウェアを最新バージョンにアップデートする必要がございます。

・CINEモードとSTILLモードで、露出に関する設定を連動させるか、させないかを選択できる「STILL/CINE連動設定」機能を搭載しました。
 ※撮影モード / 絞り値 / シャッタースピード / ISO感度 / 露出補正が連動 / 非連動の対象になります。

・「カスタムボタンの機能」で割り当てられる機能に、「スクリーンショット」「フォルスカラー」を追加しました。

・セルフタイマー(2秒・10秒)やバルブ撮影、1秒以上の撮影において、撮影までの時間や露光時間のカウント表示を行うよう仕様変更しました。

・STILLモードにおいて、撮影時に装着中のレンズの情報(焦点距離や撮影距離)の表示設定が可能になりました。

・CINEモードにおいて、「SYSTEM」メニューの「ファイル名/番号」にクリップ番号の付き方を変更できる「クリップ番号」を追加しました。

・カラーシェーディング補正の補正アルゴリズムの改善を図りました。

・STILLモードの「プリAF」、CINEモードの「常時AF」の動作の改善を図りました。

本誌:鈴木誠