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ケブラー素材をまとったフルサイズコンパクト「ライカQ2 “Reporter”」。12月18日発売

モノクロ専用機も予告

ライカカメラ社は、特別限定モデル「ライカQ2 “Reporter”」を12月18日に発売する。ライカストア価格は税込81万4,000円。

2020年に「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」の40周年を記念して登場した「ライカM10-P "Reporter"」と同様、報道やルポルタージュに携わる写真家の過酷な撮影環境に寄り添えるカメラとして、防弾ベストにも用いられるケブラー素材と、耐傷性・耐摩耗性があるマットグリーンのペイントを外装に採用している。

ケブラー素材は独特の織柄を特徴とし、機械的・化学的、熱などの危険性から効果的にカメラを保護するとともに、時間が経つにつれて立体感が増すことでカメラのグリップ性がさらに向上するとしている。色は太陽光の紫外線によって次第にボディカラーのマットグリーンに近づくという。

ベースモデルとなるライカQ2は、有効4,730万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーと、28mm F1.7の単焦点レンズを搭載。独立したシャッター速度ダイヤル、絞りリング、ピントリングを備えている。発売は2019年3月。

なお、2022年3月にはモノクロ撮影専用の「ライカQ2モノクローム」をベースとした「ライカQ2モノクローム "Reporter"」の発売も予告されている。ライカQ2 “Reporter”と同様の外観デザインを採用しており、外観上の違いは背面モニター下部に「MONOCHROM」の文字が刻印されている点だという。

ライカQ2 “Reporter”は、11月4日にドイツ・ウェッツラーで開催された「Celebration of Photography 2021」で発表された
本誌:鈴木誠