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コシナ、超広角VMレンズ「COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5」に新デザインの“Type II”。真鍮削り出し外装

シルバー

株式会社コシナは、フォクトレンダーブランドの「COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical Type II VM」を2021年12月に発売する。希望小売価格はシルバー、ブラックペイントの2色とも税込10万4,500円。

ブラックペイント

クラシックレンズを彷彿させる外観に、現代的な撮影機材にマッチする光学性能のレンズを組み合わせた「Vintage Line」の交換レンズ。開放F値を実用的なレベルに抑えることで、コンパクトさと性能の高さを両立したという。

同じレンズ構成を持つ「COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical VM」(2019年発売)を“Type I”とし、新たにデザインが異なる“Type II”を追加する。価格はどちらも同じ。

Type IIの鏡筒デザインは、1970年代前半をイメージしたものだという。Type Iとの主な違いは、フォーカシングノブをピン形状から指掛けタイプに変更し、外装素材をほぼ真鍮とした点。シルバー鏡筒は梨地のクロームメッキを施している。Type Iでは、黒のアルマイトを施したアルミとメッキを施した真鍮を組み合わせていた。重量は、Type IIが40g増となっている。

なおコシナによると、フォーカシングノブの好みには地域ごとの傾向があり、アメリカでは指掛けタイプ、ヨーロッパではピンタイプのフォーカシングノブがそれぞれ人気だという。

レンズ構成は8群9枚(非球面1枚を含む)。最短撮影距離は0.5m。0.7mまで距離計に連動する。絞り羽根は10枚。フィルター径は39mm。

最大径×全長は52.0×30.0mm。重量は220g。

対応レンズフードは、別売の「LH-11」(別売1万1,000円。Type Iと同じもの)。

本誌:鈴木誠