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パナソニック、Lマウント広角レンズ「LUMIX S 24mm F1.8」を9月22日発売。12万円

“F1.8シリーズ”3本の実機画像あり

パナソニックは、Lマウント交換レンズ「LUMIX S 24mm F1.8」(S-S24)を9月22日に発売する。希望小売価格は税込12万1,000円。

35mmフルサイズに対応する広角単焦点レンズ。ロードマップで予告済みのF1.8シリーズ(24mm、35mm、50mm、85mm)のうち、50mmと85mmに続く3本目の発売となる。

F1.8シリーズに共通する特徴として、レンズの描写および操作性(操作部配置と重心)の統一、防塵防滴・-10度の耐低温仕様を備えている。LUMIX S5と組み合わせたコンパクトさをアピールしており、本レンズを組み合わせた重量は約1,024gとしている。

レンズ構成は非球面3枚を含む11群12枚。周辺まで解像性能を維持し、高い描写性能と小型軽量なサイズ感を両立しているという。最短撮影距離は0.24m。絞り羽根は9枚(円形絞り)。

動画撮影向けには、フォーカシングに伴う画角変化(ブリージング)の抑制、リニアモーターによる高速・静音AF、露出変化を滑らかにする絞りのマイクロステップ制御といった仕様が盛り込まれている。MFリングのリニア/ノンリニア選択や、回転角の設定も可能。

最大径×全長は73.6×82.0mm。重量は約310g。フィルター径は67mm。

参考:実機の外観写真

フルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S5」と組み合わせて外観を撮影した。F1.8シリーズは当初の予告通り、外観や操作性、取り回しの共通化を図ったレンズシリーズで、側面からでは見分けがつかないほど。各レンズの画角に応じて、それぞれに異なるレンズフードが付属している(いずれも脱落防止のロック機構付き)。

鏡筒にはAF/MFスイッチのみ。フードにはロック機構が備わっている
F1.8シリーズの3本。左から24mm、50mm、85mm
それぞれに付属するレンズフードを装着したところ
フィルター径も67mmで統一されている
本誌:鈴木誠