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パナソニック、Lマウントレンズのロードマップを更新

F1.8単焦点レンズを拡充 ズームレンズを含め6本を2021年までに発売

パナソニックは2月27日、Lマウント用交換レンズ「Sシリーズ」のロードマップを更新した。

ミラーレスカメラLUMIX Sシリーズに対応するLマウント交換レンズは、2020年2月27日時点で、パナソニックから計6本がラインアップしている。このロードマップの更新により、かねてから開発がアナウンスされていたレンズを含め12本にラインアップが拡充することになる。

LUMIX S1H(2019年8月29日)の発表にあわせて公開されたロードマップでは、単焦点レンズ3本(85mm F1.8、100mm F2.8マクロ、広角)と望遠ズーム、標準ズーム2本が2020年のリリース予定となっていた。今回の発表では、広角レンズの焦点距離とF値が明らかになった。

単焦点レンズでは、24mm F1.8、50mm F1.8が、発表済みであった85mm F1.8に加えて公開された。さらに大口径広角ズームレンズ、標準ズームレンズ、望遠ズームレンズが加わり、計6本のラインアップが公開された。いずれのレンズも発売時期は2020年から2021年の予定となっている。かねてより報じられていた「100mm F2.8 Macro」については、内容を検討中だとしており、今回のラインアップでは記載されていない。

F1.8の単焦点レンズについては、「優れた描写性能と高い機動力を両立する」としており、これらとの組み合わせにより、「フルサイズならではの印象的なボケ味や低照度の環境」で活用できるとしている。

大口径広角ズームレンズについては、「広大な風景撮影から、明るさを求められる夜景・星景の撮影シーンに対応」するものとなることがアナウンスされた。

本誌:宮澤孝周