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LAOWA、フルサイズ一眼レフ用「14mm F4 Zero-D DSLR」。無限遠の位置設定に対応。7.4万円

株式会社サイトロンジャパンは、Anhui ChangGeng Optical Technology(Venus Optics)の交換レンズ「LAOWA 14mm F4 Zero-D DSLR」を8月11日に発売する。キヤノンEF、ニコンFマウント用をラインアップしている。価格はオープン。店頭予想価格はいずれも7万4,000円前後(税込)。

35mm判フルサイズセンサーのイメージサークルに対応する、デジタル一眼レフカメラ向け広角単焦点レンズ。ディストーションの補正を特徴とする「Zero-D」シリーズに属する製品で、2021年1月にはミラーレスカメラ用(E/Z/RF/L/M用)が発売されていた。

LAOWAレンズではじめて「フォーカス校正機能」を搭載した。レンズ鏡筒の無限遠マークと、実際の無限遠の位置を一致させることが可能としており、天体撮影などで有用だとしている。

キヤノンEFマウント用には電子接点を搭載しており、カメラ本体からの絞り制御や、Exif記録に対応する。

レンズ構成は8群13枚。EDレンズ2枚、非球面レンズ2枚の採用で、色収差抑制と小型軽量を実現しているという。

最短撮影距離は14.5cm。最大撮影倍率は0.3倍。最小絞りはF22。絞り羽根の枚数は5枚。フォーカシングはマニュアル。フィルター径は67mm。

キヤノンEFマウント用の最大径×全長は72.5×75mm。重量は約320g。

ニコンFマウント用の最大径×全長は72.5×73mm。重量は約360g。

サンプル画像(サイトロンジャパン提供)

本誌:宮本義朗