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脚を残してワイヤレス化するクリップオンストロボ「FlashQ X20」。ソニーTTLに対応。2.2万円

銀一株式会社は、LightPix Labsのストロボ「FlashQ X20」を7月9日に発売する。希望小売価格は税込2万2,000円。

ソニーのTTL調光(P-TTLおよびADI)に対応するクリップオンストロボ。発光部とトランスミッター(取り付け脚の部分)が分離する仕組みにより、ワイヤレスのオフカメラフラッシュとしても使える。

同様の製品としてマニュアル発光専用の「FlashQ Q20II」(2020年5月発売。税込1万3,200円)がある。本体形状は似ているが、ソニーTTLに対応した点や、背面に液晶ディスプレイを備える点、動画用ライトの色温度調節が可能になった点などが異なる。

発光部は上方向に90度まで動かせる。前面の動画用ライトは色温度を3,000〜5,500Kで調節可能。フラッシュ色温度は5,600K、モデリングライトは5,500Kとなっている。製品には6色のカラージェルフィルターが付属する。

最大ガイドナンバーは20(ISO 100)。発光量は7段階に調節可能。新品のニッケル水素電池(別売)で約100回の発光が可能だという。画角は35mm判換算32mm相当をカバーする。

電源は発光部が単三形乾電池2本(アルカリ乾電池/ニッケル水素充電池)、トランスミッターがリチウムイオン電池。ニッケル水素充電池使用時にはmicroUSB端子から充電可能で、ひとつのUSB端子から2つのmicroUSB端子に給電する二股ケーブルが付属している。

トランスミッターを含む外形寸法は101×59×30mm。重量は120g(電池含まず)。

本誌:鈴木誠