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銘匠光学よりアンダー2万円のAPS-C用17mm F1.4。直販限定の鏡筒デザインも

株式会社焦点工房は、銘匠光学のMF単焦点レンズ「TTArtisan 17mm f/1.4 C ASPH」を5月31日より順次発売する。通常販売版と直販限定版でそれぞれ異なるデザインを用意している。希望小売価格はいずれも1万8,700円(税込)。

APS-Cのイメージサークルをカバーする「C」シリーズの単焦点レンズ。鏡筒にはアルミニウム合金を採用しており、通常版および直販版ともに外観形状は同じ。鏡筒にあしらわれたレンズ構成図のデザインなどに違いがある。

通常販売版
直販限定版

対応マウントは、ソニーE、富士フイルムX、キヤノンEF-M、マイクロフォーサーズの4種類をラインアップしている。5月31日にソニーEおよび富士フイルムX用が先行して発売。追って6月中旬にキヤノンEF-Mとマイクロフォーサーズ用が発売となる。

レンズ構成は8群9枚。同社によれば、銘匠光学のAPS-C用Cシリーズで初となる非球面レンズを採用することで画質と携帯性を両立した製品に仕上がっているという。

赤:非球面レンズ 青:高屈折低分散レンズ

電子接点は非搭載で、フォーカシングはマニュアル。絞り羽根の枚数は10枚で、最小絞りはF16。最短撮影距離は0.2mとなっている。

最大径×全長は約56×57.5mmで、質量は約250g。フィルター径は40.5mmとなっている。

同ブランドの「C」を冠する製品には、他に「TTArtisan 35mm f/1.4 C」(直販サイトの販売価格は税込8,910円)と「TTArtisan 50mm f/1.2 C」(直販サイトの販売価格は税込1万3,950円)がある。両レンズともに対応マウントには、ソニーE、富士フイルムX、キヤノンEF-M、ニコンZ、ライカL、マイクロフォーサーズ用がある。

本誌:宮澤孝周