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ニコンD6の最新ファームウェアが公開。カスタムメニューに[フォーカスポイントの移動速度]の追加など

ニコンは4月15日、デジタル一眼レフカメラ「D6」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はC:Ver.1.20。

更新内容は次の通り(引用)。

更新内容

・カスタムメニュー f3[カスタムボタンの機能]に[撮影機能の呼び出し(ホールド)]を追加しました。
ファインダー撮影時に割り当てたボタンを1回押すと、露出モードや測光モードなどの設定があらかじめ登録した内容に変更されます。
もう一度ボタンを押すとボタンを押す前の設定に戻ります。

[撮影機能の呼び出し(ホールド)]を割り当てられるボタンは[プレビューボタン]、[Fn1ボタン]、[Fn2ボタン]、[縦位置Fnボタン]、[AF-ONボタン]、[サブセレクター中央]、[縦位置AF-ONボタン]、[動画撮影ボタン]、[レンズのフォーカス作動ボタン]です。

・カスタムメニュー f13[サブセレクター中央を優先]を追加しました。
初期設定ではサブセレクター中央を押しながら上下左右に倒してもフォーカスポイントは移動しませんが、[サブセレクター中央を優先]を[しない]に設定すると、サブセレクター中央を押しながら上下左右に倒すとフォーカスポイントが移動します。
例えば、サブセレクター中央に[AFエリアモード]を割り当てている場合、変更後の [AFエリアモード]の状態でフォーカスポイント位置の変更が可能になります。

・カスタムメニューa17[フォーカスポイント表示の設定]の項目に[フォーカスポイントの移動速度]を追加しました。
ファインダー撮影時に、マルチセレクターの上下左右のいずれかのキーを押し続けるか、サブセレクターを倒し続けてフォーカスポイントを移動する場合の移動速度を[標準]、[速い]、[より速い]から選べます。

・拡大再生中もレーティング情報を常に表示するように変更しました。
また、再生画面設定が[画像のみ]の状態でも、拡大再生中はレーティング情報を表示します。

・[AFエリアモード]がダイナミックAFのとき、低輝度環境下のコントラストが低い被写体に対する安定性を向上させました。

本誌:宮本義朗