ニュース

ニコンD6の最新ファームウェアが公開。カスタムメニューに[絞り値変化時の露出維持]を追加

ニコンは6月15日、一眼レフカメラ「D6」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.30。カスタムメニューへの項目追加と、AF動作を安定させる修正を含む。

変更内容は次の通り(引用)。

ファームウェアC:Ver.1.30の変更内容

・カスタムメニュー b8[絞り値変化時の露出維持]が追加されました。
露出モードMで、静止画撮影メニュー[ISO 感度設定]の[感度自動制御]を[しない]に設定しているときに、設定できる絞りの範囲が異なるレンズに交換した場合など、意図せずに絞り値が変更されて露出が変化してしまうことがあります。このとき、b8[絞り値変化時の露出維持]を[しない]以外に設定すると、シャッタースピードまたはISO感度の設定を自動で変更して露出を維持できます。

次のような場合にも自動で露出を維持できるようになります。
- 広角側と望遠側で開放絞り値が異なるレンズを装着してズーミングした場合
- テレコンバーターを装着した場合
- マイクロレンズを装着して撮影距離が変わった場合

・AFの動作を安定させる修正を行いました。

本誌:鈴木誠