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「LUMIX S1R/S1」「LUMIX S5」の最新ファームウェアが公開。動画性能強化など

対象機種のひとつ「LUMIX S1R」

パナソニックは4月6日、ミラーレスカメラ「LUMIX S1」(DC-S1)、「LUMIX S1R」(DC-S1R)、「LUMIX S5」(DC-S5)の最新ファームウェアを公開した。

更新内容は次の通り。3月18日の予告から変更はない(以下、既報記事より再掲)。

LUMIX S1(DC-S1)Ver.2.0:

2021年春の公開を予告していたファームウェア。2020年11月時点で予告していた内容に加え、追加のアップデート項目が発表されている。

以下の内容のうち、(※)がついている項目は、専用アップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU2」を購入後にアクティベートする必要がある。

告知済みのアップデート内容

・ATOMOS社製Ninja V HDRモニター/レコーダーへのHDMI経由での動画RAWデータ出力に対応(※)
・5.9K/Cinema4K動画SD内部記録に対応(※)
・4K 60p/50p 10bit記録に対応(※)
・4:3 4Kアナモフィック動画記録に対応(※)
・タイムコード記録に対応(※)
・デュアルネイティブISOのマニュアル設定が可能

追加予告されたアップデート内容

・6K/5.4K動画記録に対応(※)
・動画RAWデータ出力時のビューアシスト対応
・V-Log/V-Gamut変換用のLUT(ルックアップテーブル)を用意

LUMIX S1H/S1/S1R/S5に共通の機能追加

バージョン番号はS1RがVer.1.8、S5がVer.2.2。公開日はS1Hが3月31日、S1/S1R/S5は4月6日。

・動画撮影時、カメラの縦位置情報を「記録する/記録しない」をメニューで設定可能
・ACアダプター・DCカプラー使用時、エコモードの有効化に対応
・その他性能改善
 -動画記録中に、稀にAF枠などの表示が点滅する現象を改善
 -静止画や動画を再生中に、操作のタイミングによって稀にフリーズする現象を改善
 -全画面表示でピンポイントAFを使用時に、指定したAF位置がずれる現象を改善

本誌:鈴木誠