ニュース

ASUS、GPUにQuadro RTXを搭載した「持ち運べるワークステーション」ノート

ASUS JAPAN株式会社は、第9世代インテルCore i7プロセッサーを搭載した17型ノートPC「ProArt StudioBook Pro 17」を4月21日に発売する。希望小売価格は25万2,780円(税込)。

Xeon E-2276Mプロセッサーを搭載する「ProArt StudioBook Pro X W730G5T」と同じくGPUにNVIDIAのQuadro RTXを採用したワークステーションノートPCシリーズに属するモデル。CPUがCore i7-9750H(6コア12スレッド)となっているほか、メモリはDDR4-2666の32GBに、またタッチパッド部がテンキー機能付きのNumberPadとなっているなどの点で違いがある。GPUはQuadro RTX 3000 Max-Q(ビデオメモリ6GB)。

外形寸法は382×286×19.9mm。17型ながら15型クラスのボディサイズを実現したとしており、約2.48kgの質量とともに「持ち運べるワークステーション」をうたう。

ディスプレイは17型ワイドTFTカラー液晶を搭載。表示解像度1,920x1,200ドットのノングレアパネルを採用している。ベゼルは狭額タイプ。表示色域はAdobe RGBおよびDCI-P3をともに97%カバーしているという。180度フルフラットに開くことも可能となっている。

タッチパッドはタッチパッドモードとテンキーモードをワンタッチで切り替えることができる「NumberPad」を搭載。数字入力を多用する場面での使い勝手の良さをポイントとしている。

また、排熱構造では長時間に渡るクリエイティブワークでCPUやGPUを最大限に使用するようなシーンでも35dB以下のノイズで収まる静穏設計を採用しているという。

インターフェースはThunderbolt 3ポートを1つ備えるほか、USB Type-A(USB3.1 Gen2)を3ポート、HDMI、マイク/ヘッドホン端子、SDメモリーカードリーダーを搭載。ケンジントンロックも搭載している。無線はIEEE802.11a/b/g/n/ac/axおよびBluetooth 5.0を備える。

本体カラーはスターグレー1色のみで、搭載OSはWindows 10 Pro(64ビット)となっている。

本誌:宮澤孝周