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「エプソンフォトグランプリ 2020」、最年少22歳が受賞。3月19日から入賞作品展

4年目の「meet up!-selection-2020」も結果発表

「エプソンフォトグランプリ 2020」グランプリ受賞作品
岡本怜音さん「19歳の旅人が見た世界に。」(抜粋)

エプソン販売株式会社は3月17日、同社が主催するフォトコンテスト「エプソンフォトグランプリ 2020」および「meet up!-selection-2020」の入賞作品を発表した。

エプソンフォトグランプリ 2020(募集期間:2020年8月28日~11月16日)

インクジェットプリントによる写真作品づくりを幅広く楽しんでもらえる機会をつくる目的でスタートしたフォトコンテスト。今回で15回目の開催となる。ネイチャー部門、ヒューマンライフ部門、モノクロ作品部門、学生部門の計4部門で作品を募集し、全部門合計で1万6,012作品の応募があったという。

全部門から選ばれるグランプリには、岡本怜音さんの作品「19歳の旅人が見た世界に。」が選出された。岡本さんは同コンテスト史上最年少となる22歳での受賞となった。グランプリの選出にあたり、審査員の田沼武能氏は「19歳の青年が見た世界の様子を飾り気なく純粋に撮っている点が、見る人の心を打つ作品。特に出会ったことのない情景に心を打たれたり、驚いたりといった青年の好奇心、感動、その交流が写真から滲み出ているのは素晴らしい」と評した。

主な入賞作品は以下の通り(敬称略)。

グランプリ:岡本怜音「19歳の旅人が見た世界に。」
ネイチャー部門 優秀賞:松尾のり子「小さな世界の住人たち」
ヒューマンライフ部門 優秀賞:上西寛佳「母の日 十年」
モノクロ作品部門 優秀賞:伊藤浩之「ヒマラヤトレッキング」
学生部門 優秀賞:西村昌高(鹿児島大学)「宇宙の旅を見届けて」

meet up!-selection-2020(募集期間:2020年10月12日~12月14日)

写真を「カタチ」あるプリント作品としてもっと身近に楽しんでほしいという思いからスタートしたフォトコンテスト。今年で4年目となる。プリント部門とデータ部門で作品を募集し、今回は7,230作品の応募があったという。

主な入賞作品は以下の通り(敬称略)。

・プリント部門 優秀賞
石田めぐみ「笑顔いっぱい泡まみれ」
笹田雅代「夕暮れ時」
有賀忠幸「マジック バード」

・データ部門 優秀賞
稲田義雄「Flying dolphin!」
柴田昌人「園児ぇる」
渡邉郁実「red or white?」

入賞作品展の開催

「エプソンフォトグランプリ 2020」および「meet up!-selection-2020」のプリント部門における入賞作品展が開催される。データ部門の入賞作品展は6月を予定。

会場

エプソンスクエア丸の内 エプサイト
東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1階

会期

2021年3月19日(金)~4月7日(水)

開催時間

11時00分~17時00分

休館日

日曜日

入場料

無料

本誌:宮本義朗