ベクノス、360度写真アプリ「IQUISPIN」を大幅アップデート

ベクノス株式会社は3月5日、スマートフォン用アプリ「IQUISPIN」（イクイスピン）の最新版を公開した。

360度カメラで撮影した写真にエフェクトやモーションを付加して、簡単にショートビデオを作成できるアプリ。同社の全天球カメラ「IQUI」に限らず、他メーカーのカメラで撮影した360度画像にも活用できる点が特徴。

本アップデートでは、ユーザーインターフェースの改善により操作性や閲覧性を向上させたとしているほか、IQUIユーザー限定でエフェクトやモーションといった演出効果を追加している。

ユーザーインターフェースのアップデート

新たに360度写真ブラウジング機能「SphereFlow」を搭載。ビューワー画面下部に表示された楕円形のサムネイルをスワイプ操作することで、シームレスに次の画像を表示できるようになった。これにより、直観的な写真の選択がしやすくなり、これまでより簡単にショートビデオの作成ができるようになっているという。

また、ビューワー画面には「シェア」「フィルター」「クリエイト」の3つのボタンが追加。ショートビデオを作成する前の360度写真についても、FacebookやLINEなどの360度写真に対応したSNSに直接投稿が可能になった。

ショートビデオの作成においては、「エフェクト」と「モーション」を同じ画面で選択できるようになり、より簡単な操作で画像を加工できるようになったという。

アルバム画面では、「360フォト」「360ビデオ」「ファイル」の3つのタブを追加し、閲覧環境をより快適にしたとしている。各タブに表示されるデータは以下の通り。
・360フォト→スマートフォン内の360度写真
・360ビデオ→スマートフォン内の360度動画（ファイル形式ごとに分類）
・ファイル→クラウド保存されたショートビデオのオリジナルデータ

IQUIユーザー限定のエフェクト/モーションを追加

同社の全天球カメラ「IQUI」でIQUISPINを利用している、もしくは過去に同カメラを接続させたことがある人限定に、エフェクト4種類とモーション3種類が追加された。

エフェクトは、メタル星、スパークル、ガラス玉、蝶々が追加。標準で搭載しているエフェクトとあわせて、計31種類が使用可能になった。モーションは、既に搭載済みのものとあわせて計19種類に拡充された。

追加されたエフェクト