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レール不要の自走式小型ドリー「Trexo Wheels」が支援受付中

カメラ/スマホを積載 スマホ画面をなぞって軌道設定

きびだんご株式会社は1月14日、同社が運営するクラウドファンディングサイト「Kibidango」において、軌道制御機能が付いた小型ドリー「Trexo Wheels(トレクソ ホイール)」の支援受付を開始した。Kibidango特別価格の税込5万9,800円で支援を受け付けている(通常価格は税込9万100円)。このほか、数量限定の早割価格なども設定している。発送開始は2021年6月末頃。目標金額135万円を達成すると国内への正規輸入が決定するとしている。

レールが不要で、予め設定した軌道を自走させることができる小型ドリー。重量2.7kgまでのデジタルカメラやスマートフォンを積載できる。専用アプリで撮影した画像に、走らせたい軌道を指で描くようにして設定する。細かな数値設定などが不要としており、直線や曲線の動きにも対応。また、直線のみであったり円を描くなどの単純な動きであれば、手押しでそのコースを走らせることで、専用アプリを使わずに軌道を記憶させることもできる。

専用アプリで軌道を設定する場合は、まずスタートポイントに製品を置き、ドリーで動かしたい範囲を撮影する。
撮影した画像に指で軌道を描くようにしてコースを決めれば設定が完了する。あとはスピードを決めてスタートボタンを押せば動作が開始。

製品にはターンテーブルキットが付属しており、Trexo Wheelsに被写体を載せて回転させることができる。設定した角度まで回転して制止させるなどの使い方にも対応。

Trexo Wheelsはカメラのシャッター制御にも対応しているため、タイムラプス撮影なども手軽に楽しめるとしている。

外形寸法は200×75×40mm。重量は約1.1kg。充電時間2時間に対して2時間の連続使用に対応(スタンバイ状態で12時間)。最大速度は250mm/秒。

カメラの三脚ネジ穴を利用して取りつける。スマートフォンは、これを利用したホルダーを装着して対応していることがみてとれる。

本誌:宮本義朗