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ニコン、SDダブルスロット採用のフルサイズミラーレス「Z 5」

ボディ約18万円/レンズキット約22万円 容量アップの新バッテリーも

ニコンは、ミラーレスカメラ「Z 5」を8月下旬に発売する。価格はオープン。店頭予想価格はボディ単体が税込18万2,600円、24-50レンズキットが税込22万2,200円。

2018年に発売したZ 7/Z 6に続く、同社フルサイズZシリーズの3機種目。ベーシックモデルと位置づけ、既存の一眼レフカメラユーザーや、手軽にフルサイズ機に入門したいユーザーを想定したという。小型軽量な新しいキットレンズ「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」(希望小売価格:税込5万8,300円)との組み合わせにより、レンズキットで重量約870gという軽さをアピールしている(Z 6+24-70mm F4Sは同約1,175g)。

また、記録メディア構成をXQD/CFexpressのシングルスロットからUHS-II対応のSDダブルスロットに変更するなど、発売済みのZ 7/6に対しユーザーから寄せられた声も反映したという。

撮像素子は有効2,432万画素のCMOS。画素数はZ 6に近いが、裏面照射型CMOSではなく別物。画像処理エンジンはEXPEED 6。感度は常用ISO 100-51200(Hi1まで増感可能。Z 6はHi2まで)。動画記録は4K/30p、FHD/60pに対応(Z 6にあったFHD/120pやN-Log、4Kフルフレーム、10ビットHDMI出力には非対応)。

EVFは倍率0.8倍・0.5型369万ドット(Z 6と同じスペック)。接眼光学系は、最も手前の接眼保護窓1枚の素材を除き、Z 6と同じだという。

シャッター速度は1/8,000〜30秒、シンクロ速度は1/200秒でZ 6と同じ。AF/AE追従での連写速度は約4.5コマ/秒(Z 6は同約5.5コマ/秒、CH+モードで約12コマ/秒)。

そのほかZ 6との比較では、上面の情報パネルが非搭載な点や、ワイヤレストランスミッターWT-7に非対応な点が異なる。

5軸5段のボディ内手ブレ補正機構や、人物/動物対応の瞳AFをZ 7/Z 6から継承。Zシリーズで新たに加わった「クリエイティブピクチャーコントロール」も継承している。

チルト式の背面モニターは3.2型104万ドット(Z 6は同210万ドット)。

背面モニターはタッチ操作対応のチルト式。
別売バッテリーパックMB-N10に対応。

バッテリーは容量アップした新型「EN-EL15c」を採用。撮影可能枚数は約470枚(背面モニター時。Z 6は同380枚)。USB充電に加え、USB給電にも対応するという。

※7月22日17時40分追記:記事初出時に「EN-EL15bおよびEN-EL15cの使用時にはUSB給電にも対応する」と記載していましたが、Z 5のUSB給電はEN-EL15系バッテリーのすべてで可能だと判明したため、修正を加えました。

通信機能はWi-Fi/Bluetooth。スマートフォンとの連携には「SnapBridge」アプリを使う。

外形寸法は134×100.5×69.5mm。Z 6に比べ、厚さのみ2mm増えている。防塵防滴仕様を継承。バッテリー/記録メディアを含む重量は675gでZ 6と同じ。

※22時40分:製品画像を追加しました。

本誌:鈴木誠