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GFXシリーズの大型アップデートにあわせてX RAW STUDIOなどがバージョンアップ

専用テザープラグインも更新

対応カメラのひとつ「FUJIFILM GFX100」

富士フイルムは6月30日、RAW現像ソフト「FUJIFILM X RAW STUDIO」と、ミラーレスカメラGFXシリーズ専用のテザー撮影プラグイン「FUJIFILM Tether Plugin PRO for GFX」の最新バージョンを公開した。いずれも同日に発表・リリースされたGFXシリーズ用のファームウェアへの対応が主な内容となっている。

更新バージョンは、FUJIFILM X RAW STUDIOがVer.1.10.0、UJIFILM Tether Plugin PRO for GFXはVer.1.17.0。

FUJIFILM X RAW STUDIO(Ver.1.10.0)

カメラの画像処理プロセッサを使用して、RAW現像をおこなうためのソフトウェア。PCにカメラを接続して利用する。これにより、カメラで撮影した場合と同じ画質が得られるほか、大量のRAWデータを現像する場合も短時間での処理が可能としている。

更新内容(引用)

[1]GFX100/GFX 50S/GFX 50Rのバージョンアップで追加したフィルムシミュレーションや画質設定の変更、現像に対応しました。
・フィルムシミュレーションの「クラッシックネガ」に対応(対象:GFX 50S、GFX 50R、GFX100)
・フィルムシミュレーションの「ETERNA」に対応(対象:GFX 50S、GFX 50R)(*1)
・画質設定の「スムーススキンエフェクト」に対応(対象:GFX 50S、GFX 50R)(*1)
・画質設定の「ETERNA ブリーチバイパス」に対応(対象:GFX100)
・画質設定の「グレイン・エフェクト」、「カラークロームブルー」に対応(対象:GFX100)
*1:GFX100は対応済み
[2]JPEG画像を微細に回転して切り取り保存が行えるようになりました。
[3]その他使い勝手の改善、軽微な不具合を修正しました。

FUJIFILM Tether Plugin PRO for GFX(Ver.1.17.0)

GFXシリーズによるテザー撮影を可能にするプラグイン。対応ソフトウェアはアドビPhotoshopおよびLightroom Classic。

更新内容(引用)

[1]GFX100/GFX 50S/GFX 50Rのバージョンアップで追加したフィルムシミュレーションや画質設定の追加に対応しました。
・フィルムシミュレーションの「クラッシックネガ」に対応(対象:GFX 50S、GFX 50R、GFX100)
・フィルムシミュレーションの「ETERNA/シネマ」に対応(対象:GFX 50S、GFX 50R)(*1)
・フィルムシミュレーションの「ETERNA ブリーチバイパス」に対応(対象:GFX100)
・画質設定の「スムーススキンエフェクト」に対応(対象:GFX 50S、GFX 50R)(*1)
・画質設定の「グレイン・エフェクト」、「カラークロームブルー」に対応(対象:GFX100)
*1:GFX100は対応済み
※接続するカメラのファームウエアは、GFX100:Ver.2.00、GFX 50S:Ver.4.00、GFX 50R:Ver.2.00より対応しています。対応以前の場合はファームウエアの更新を行ってください。

[2]その他使い勝手の改善、軽微な不具合を修正しました。

本誌:宮澤孝周