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キヤノン特設サイト「世界の名画を飾ろう」に、東海道五十三次が追加

浮世絵55作品を無料公開 Googleマップを使った作品解説も

公開している作品の一例 東海道五十三次「日本橋 朝之景」

株式会社キヤノンは6月15日、同社が運営する「クリエイティブパーク」の特設ページ「世界の名画を飾ろう」において、歌川広重の「東海道五十三次」(保永堂版)55作品を新たに公開した。

「世界の名画を飾ろう」は、ペーパークラフトやスクラップブック、年賀状などの素材を無料でダウンロードして印刷ができるサイト「クリエイティブパーク」内の特設ページで、世界の名画を自宅で簡単にプリントして楽しむとこができるという。新たに公開された作品は、著作権によるいかなる制限を受けることなく利用できる、パブリックドメインとしてデジタル化されているとしており、クレジットを表示することなくプリントなどを楽しめるという。同社は、それぞれの作品の印刷に最適な推奨用紙や、名画を自宅で楽しむポイントも紹介している。

今回公開された「東海道五十三次」は、江戸から京都までの宿場と行き交う人々を描いた55作品からなる木版画シリーズ。特設ページ内では、Googleマップ上で作品の舞台となった場所がピン表示されており、それぞれの由来や背景などの解説を読むこともできる。同社は、好きな作品をプリントし写真立てや額縁に入れて飾ることで、“自宅で手軽に旅気分”を楽しんでほしい、としている。

本誌:宮本義朗