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NiSi、強化ガラス採用の角型フィルター「エクスプローラ」に150mm幅を追加

NDとGND “一般的なガラスに比べ3倍以上の強度を実現”

NiSi Filters Japanは6月10日、強化ガラスを使用して耐久性を高めたという角型フィルター「エクスプローラ」シリーズの新製品として、150mmシステムに対応したNDフィルターとGNDフィルターの5製品を発売した。

エクスプローラシリーズは、厳しい環境下での風景撮影向けに開発された角型フィルターシリーズ。山岳部や渓流、氷上などや、アウトドアスポーツ、アクションスポーツ撮影における使用時に、落下や予期せぬ衝撃への耐性を高めたとしている。

また、ガラス素材にはショット製の白板ガラス「B270」を採用。強化処理を施すことで、一般的なガラスに比べ3倍以上の強度を実現したという。

なお、表面にはナノコーティング処理が施され、高い耐久・防水・撥油性能も確保したとしている。

エクスプローラND 150×150mm

150×150mmサイズのNDフィルター。濃度の異なるND8(露出3段分の減光)、ND64(露出6段分の減光)、ND1000(露出10段分の減光)の3種類をラインナップする。希望小売価格は、いずれも税別2万3,000円。

ND8
ND64
ND1000

エクスプローラGND 150×170mm

150×170mmサイズのGNDフィルター。グラデーションパターンの異なるミディアム(ND8)とリバース(ND4)の2種類をラインナップする。希望小売価格は、いずれも税別2万3,000円。

ミディアムは、ソフトグラデーションとハードグラデーションの性質を兼ね備えた中間的なGNDフィルター。

リバースは、中央付近が最も暗くなるGNDフィルター。太陽などの光源が水平線の上に位置する場合などに使用すると、最も明るい部分を効果的に減光できる。

ミディアム
リバース

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。