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Kマウント大口径中望遠「HD PENTAX-D FA★85mmF1.4ED SDM AW」正式発表

"新世代スターレンズ"2本目の単焦点 発売日と価格も明らかに

リコーイメージングは、35mmフルサイズに対応するKマウント交換レンズ「HD PENTAX-D FA★85mmF1.4ED SDM AW」を6月26日に発売する。希望小売価格は税別28万円。

2020年後半の発売を予告していた製品。"新世代スターレンズ"の単焦点第2弾となる大口径中望遠レンズ。絞り開放から高解像が得られ、なだらかなボケ味を楽しめるほか、逆光撮影時のパープルフリンジ発生を効果的に抑えたという。また、歪曲収差は約4mでほぼ0%としている。同社では「イメージセンサーや画像処理に頼らない、レンズの力を感じることができる製品として最高の画質を追求」したという。

PENTAX K-1 Mark IIに装着したところ。

AF駆動は、枚数が多く重量のあるフォーカス群を動かすために、専用のリング型超音波モーターを新開発。MF時のホールド性も高める外観デザインを採用したという。鏡筒は防塵防滴構造のAW(All Weather)タイプ。

マウントはKAF4で、電磁絞りを採用。対応機種はPENTAX K-1 Mark II、K-1、K-3 II、K-3、KP、K-70、K-50、K-S2、K-S1としている。APS-C機での画角は35mm判換算130mm相当。

レンズ構成は10群12枚(スーパーEDガラス3枚、ガラスモールド非球面レンズ1枚を含む)。

最短撮影距離は0.85m。最小絞りはF16。絞り羽根は9枚(F1.4〜2.8で円形)。

最大径×全長は約95×123.5mm。フィルター径は82mm。

重量は約1,255g(フード付きで約1,355g)。

本誌:鈴木誠