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スマホ不要で360度ライブ配信できる「Rogy 360」

6つのレンズで8K静止画/5.7K動画 7月8日まで支援受付中

DP Smartは、全天球カメラ「Rogy 360」の先行販売プロジェクトをクラウドファンディングサイトCAMPFIREで5月13日に開始した。目標金額の100万円は達成したが、7月8日まで支援を受け付けている。

Rogy 360は、製品単体で8時間のライブ配信に対応した360度カメラ。カメラ本体のボタンを押すだけで、PCやスマートフォンを使わずにFacebookやYouTubeに配信できるという。

製品には6つのレンズが搭載されており、8Kの静止画と5.7Kの動画撮影が可能だとしている。また、360度画像の生成では6枚の広角画像をつなぎあわせるため、高精度なスティッチングが可能になっているという。

製品カラーはブルー、ピンク、ホワイト、ブラック、ジェットブラックの5種類。

専用の編集アプリはiOSとAndroid版双方が用意されており、エフェクト(5種類)やフィルター効果(7種類)を用いた編集にも対応するほか、パラメータの調節で夜間撮影や屋内撮影にも対応できるとしている。

支援内容は、一般販売予定価格(9万9,900円)から約3〜4割引きとなったコースが用意されている。本稿執筆時点で売り切れとなっているものを除き、カメラ単体にケースなどが付属する標準仕様(6万5,900円〜)のほか、専用スタンドポッドとポータブルバッテリーがセットになったもの(7万4,900円〜)が募集中となっている。

本誌:宮澤孝周