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ジッツオ、卓上カーボン三脚「ミニトラベラー」を仕様変更

削り出し→型成形に 耐荷重は雲台込み3kg/脚のみ25kgを継承

ミニトラベラー ブラック(GKTBB1)使用例

ヴァイテックイメージング株式会社は、ジッツオのテーブル三脚「ミニトラベラー三脚」のブラック(GKTBB1)と、ノアールデコール塗装のクラシック(GKTBC1)を5月15日に発売する。いずれも希望小売価格は税別3万円。

2018年12月に発売した、カーボン脚を採用する卓上三脚。当初の計画を上回る需要に対応するため、雲台まわりの一部をこれまでの削り出し製法から型成形に変更したという。耐荷重が3kg(付属のボール雲台使用時)もしくは25kg(脚部分のみ)といった主な仕様は従来品と同様。

削り出しから型成型に変わった具体的な箇所は、雲台のボールを受ける部分、脚パイプに繋がる本体部分(スパイダー)の上部、脚パイプ根元の金属パーツ。また、クラシック(GKTBC1)のみボール素材をステンレスからアルミに変更したため、全体での重量も変わっている。

脚を引き下げることで開脚角度を切り替える「Pull & Fix」機構。
縦位置撮影にも対応する。
本体下のネジを緩めて雲台を交換できる。

最大高は17.5cm(開脚50度)、最低高は12.5cm(開脚75度)、縮長は22.2cm。重量はボール素材の違いにより、ブラックが265g、クラシックが245g。

なお、従来品とは品番が分かれており、GKTBBもしくはGKTBCの後ろにそれぞれ「1」がつく。

ミニトラベラー クラシック(GKTBC1)使用例

本誌:鈴木誠