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ビックカメラ、容量無制限のスマホ用クラウドストレージ。税込550円/月

株式会社ビックカメラは、スマートフォン向け(iOS/Android)のオンラインストレージサービス「BicCLOUD」の提供を3月1日に開始した。ライセンス料は月額500円(税別)。支払いはクレジットカードのほか、NTTドコモの「dアカウント」、KDDIの「au ID」、ソフトバンクの「MY softbank認証」といった携帯電話との合算請求にも対応する。

スマートフォンのデータをクラウド上にバックアップできるアプリ。専用アプリ(iOS/Android)から設定をすると、容量無制限で端末内の画像・動画・連絡先・カレンダーといった情報がバックアップできるようになる。

なお、Androidでは発着信履歴・SMS・音楽・書類・システム設定のバックアップにも対応する。ただし、端末内にある純正データのみが対象となり、キャリア独自規格のアプリがデフォルト設定されている場合や、他サービスにアップロードをして端末にデータが存在しない場合は、バックアップの対象とならない。

このほか、上限100GBでPCのバックアップ記録にも対応している。操作はWebブラウザ上から行う。1アップロードにつき、2GBまでのバックアップが可能となっている。

1つのアカウントで最大3台までのバックアップに対応しており、iPhoneからAndroidなど異なる端末に機種変更した場合でも、保存データの移行・引き継ぎが可能となっている。

バックアップした画像・動画は、アプリのギャラリー機能で再生できるほか、SNSなどの他アプリとシェアすることも可能。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。