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ハッセルブラッド、可搬性を重視したXCDシリーズ用の45mm F4
35mm判で36mm相当 47mm・320gのコンパクト設計
2020年1月16日 16:02
ハッセルブラッドは、ミラーレス中判デジタルカメラX1Dシリーズ用のXマウント交換レンズ「XCD 4/45P」を1月下旬に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別13万円。
中判サイズのセンサーを搭載するミラーレスカメラX1D II 50CおよびX1D-50cなどで使用できるレンズシャッター内蔵のAFレンズ。焦点距離は46.2mmで35mm判に換算すると36mm相当となる。F値はF4。
本レンズについて同社はポータビリティを主眼に設計したとしており、全長は47mm、重量では320gと軽量・コンパクトな設計となっており「中判デジタル用オートフォーカスレンズとして最軽量」を謳う。
このコンパクト設計により、ネイチャー写真の分野から都市部での撮影、ドキュメンタリー分野など、幅広い場所・分野で利用できるとしている。
レンズ構成は7群9枚(非球面レンズ2枚を含む)。最短撮影距離は35cmで、最大撮影倍率は1:5.2。
同じ焦点距離のXCDレンズシリーズにはF値がF3.5の「XCD 3,5/45」がラインアップしている。こちらのレンズは全長が75mm、重量は417gと、XCD 4/45Pよりひとまわりほど大きく重くなっている。
他のXCDレンズにはXCD 3,5/30、XCD 2,8/65MM、XCD 1,9/80、XCD 3,2/90、XCD 3,5/120、XCD 2,8/135MM、XCD 3,5-4,5/35-75、XCD 4/21がある。
主な仕様
焦点距離:46.2mm(35mm判換算:36mm相当)
F値:F4
レンズ構成:7群9枚(非球面レンズ2枚を含む)
最短撮影距離:35cm
最大撮影倍率:1:5.2
ストロボ同調:最速1/2,000秒まで
フィルター径:62mm
外形寸法:47×80mm(全長×最大径)
重量:320g