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エプソン「エコタンク」プリンターの販売台数が世界4,000万台に

今年度1,020万台を計画

10月24日発売のエコタンク新製品「EW-M752T」。カートリッジ式と同じく、インクタンクがプリンター内部にあるガイドレール上のキャリッジに配置される構造となり、すっきりした見た目になった。価格はオープン。実勢価格は4万4,000円前後(税込)。

セイコーエプソン株式会社は8月28日、大容量インクタンク搭載インクジェットプリンターの世界累積販売台数が4,000万台に達したと発表した。

エプソンの大容量インクタンク搭載インクジェットプリンターは、2010年10月のインドネシアを皮切りに、約150の国・地域へと拡大している。新興国から先進国へとシェアを広げ、同ジャンルのグローバル販売台数シェア1位にまでになった。

エプソンでは2019年度の販売台数を前年度比13%増の1,020万台と計画。実現すれば、カートリッジ式製品を超えて、同社インクジェットプリンターの過半数(約64%)を占めることになる。

日本では「エコタンク」の名称で2016年より展開。カートリッジ式に対し、近年その存在感を増している。新モデル「EW-M752T」「EP-M552T」が10月24日に発売される。

本誌:折本幸治