ニュース

エプソンの大容量インクタンク搭載プリンターが世界累積販売1億台に

センコーエプソン株式会社は10月30日(水)、大容量インクタンク搭載インクジェットプリンターの世界累積販売台数が1億台に達したと発表した。2010年10月にインドネシアで発売して以来、約170の国・地域に販売網を広げてきたという。

エプソンの大容量インクタンク搭載インクジェットプリンターは、新興国市場のニーズに応える形で開発がスタート。従来のカートリッジ式の設計や販売方法にとらわれない新機軸を打ち出したとしている。大容量インクタンク(日本名はエコタンク)にユーザー自身がインクを充填する方式を採用し、ランニングコストを抑えた。

現在はオフィスおよびホーム向けをあわせたインクジェットプリンター市場で、約45%のシェアを占めるまでに成長。豊富な製品群と高い認知度に加え、近年の環境意識の高まりを背景とした消耗品の廃棄物削減効果も評価され、大容量インクタンクプリンターにおけるグローバル出荷台数シェアの首位を維持しているという。

本誌:佐藤拓