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シグマ、Lマウントカメラ用レンズコンバーター「MC-21」の発売日・価格を決定
EF/SAレンズをLUMIX S1に ライカLマウントカメラには使用できず
2019年3月29日 15:44
株式会社シグマは、既存のシグマ製レンズをLマウント採用カメラで使用するためのレンズアダプター「MOUNT CONVERTER MC-21」の発売日を決定。4月19日にリリースする。
シグマSAマウントレンズ用の「SIGMA SA-L」、シグマ製キヤノンEFレンズ用の「CAON EF-L」の2製品をラインナップする。
3月29日現在の対応ボディは、パナソニック「LUMIX S1R」「LUMIX S1」の2モデル。2月26日時点で使用可能と告知されていたライカ社Lマウントカメラについては、現在販売されてるライカ社Lマウントカメラには使用できないことになった。
AF-SモードでのAFに対応。装着レンズの対応・非対応を知らせるLEDも備える。レンズファームウェアのアップデートについてもLEDで判別できる。
MC-21本体にはレンズごとのデータが格納され、AF駆動や絞り制御などの最適化が行われる。なお今後発売されるレンズはMC-21用のデータを備えているため、MC-21側のファームウェアアップデートは必要ない。
電子接点を備えており、レンズ種別、焦点距離、F値などの情報をExifデータに反映できる。
画質に影響を与える内面反射を低減するため、鏡筒内部には植毛が施されている。
着脱可能な三脚座も装備。
Lマウント規格は、ライカ、シグマ、パナソニックの3社がアライアンスを組んで誕生。35mm判のイメージサークルを前提としている。シグマは交換レンズの供給に加え、35mmフルサイズセンサーを搭載したボディについても、2020年に投入する予定だ。
希望小売価格
SIGMA SA-L:1万2,500円
CANON EF-L:3万7,500円
ともに税別
対応レンズ
35mm判
12-24mm F4 DG HSM|Art
14-24mm F2.8 DG HSM|Art
24-35mm F2 DG HSM|Art
24-70mm F2.8 DG OS HSM|Art
24-105mm F4 DG OS HSM|Art
60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM|Sports
70-200mm F2.8 DG OS HSM|Sports
100-400mm F5-6.3 DG OS HSM|Contemporary
120-300mm F2.8 DG OS HSM|Sports
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM|Sports
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM|Contemporary
14mm F1.8 DG HSM|Art※
20mm F1.4 DG HSM|Art※
24mm F1.4 DG HSM|Art※
28mm F1.4 DG HSM|Art※
35mm F1.4 DG HSM|Art※
40mm F1.4 DG HSM|Art※
50mm F1.4 DG HSM|Art※
70mm F2.8 DG MACRO|Art※
85mm F1.4 DG HSM|Art※
105mm F1.4 DG HSM|Art※
135mm F1.8 DG HSM|Art※
500mm F4 DG OS HSM|Sports
※上記のうち、Lマウント版の製品はMC-21を必要とせずLマウントボディに装着できる。
APS-Cサイズ相当
17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM|Contemporary
18-35mm F1.8 DC HSM|Art
18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM|Contemporary
18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM|Contemporary
50-100mm F1.8 DC HSM|Art
30mm F1.4 DC HSM|Ar
LUMIX S1R/S1での制限
AF-C:×
動画撮影時のAF連続動作:×
タッチ AF:×
マニュアルオーバーライド MO機能:合焦後のマニュアル操作のみ○
MFガイド:×
手ブレ補正機能:カメラ側、レンズ側のいずれかのみ○
AFファンクションボタン、フォーカスプリセットボタン:×