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PENTAX K-1 Mark IIやGR II用のリモートアプリ「Image Sync」がリニューアル

ライブビューの全画面表示に対応

リコーイメージング株式会社は、同社のデジタルカメラ用無線LANアプリケーション「Image Sync」を大幅に機能拡張し、フルリニューアル版(Ver.2.0.0)として8月30日にAndroid版(Android OS 4.4~8.0)を公開した。iOS版(iOS 10~11)については、9月末の公開を予定している。

Ver.2.0.0では、リモート撮影モードの際に端末を横位置にすることで、縦位置より大きなライブビュー表示を可能にする「横位置モード」(縦横表示の切替が可能な端末利用時)を採用。

さらに、アプリ上のINFOボタンをタップすることでライブビューをディスプレイ全体に表示できる。これにより、カメラの背面モニターよりも大きな画面で構図が確認できるようになったとしている。

ユーザーインターフェースも改善され、各機能にアクセスしやすく、直感的に操作できるようにレイアウトやアイコンなどを見直した。また、転送画像それぞれに転送中の状況把握ができるプログレスバーを表示し、転送途中でのキャンセル操作にも対応。加えて、同じ画像の二重転送が防げるよう、撮影したカメラ内の画像を未転送と転送済みに分けて表示可能となっている。

アプリの対象機種は、PENTAX K-1 Mark II、PENTAX K-1、PENTAX KP、PENTAX K-70、PENTAX K-S2、RICOH WG-M2、GR II。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。