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中判ミラーレスGFX用の望遠レンズ「GF250mmF4 R LM OIS WR」

フォーカスプリセットなどに対応 1.4倍テレコンも同時発売

フジノンレンズ GF250mmF4 R LM OIS WR

富士フイルムは、中判ミラーレスカメラGFXシリーズ用の交換レンズ「フジノンレンズ GF250mmF4 R LM OIS WR」および1.4倍テレコンバーター「GF1.4X TC WR」を5月下旬に発売する。希望小売価格はレンズが税別44万3,500円、テレコンバーターが税別11万500円。

GFX用「GFレンズ」に加わる望遠レンズ。画角は35mm判換算で198mm相当。高い解像性能と豊かなボケ味でその場の空気感まで描写するとしている。別売の1.4倍テレコンバーターを装着すると35mm判換算277mm相当の画角になり、F値が1段暗くなる。

レンズ構成はスーパーEDレンズ1枚とEDレンズ2枚を含む10群16枚。撮影距離による色収差の変動を抑えた。最短撮影距離は1.4m、最大撮影倍率は0.22倍。シャッター速度5段分の手ブレ補正機構を搭載する。

絞り羽根は9枚の円形絞り。最小絞りはF32。フィルター径は82mm。

本レンズにはフォーカスプリセット機能を新搭載。メモリーしたフォーカス位置に、ボタン操作ひとつで移動させられる。フォーカスリミッタースイッチも備わる。

鏡筒にはマグネシウム合金を使用して軽量化。防塵・防滴・-10度耐低温構造とした。最前面のレンズには撥水・防汚性能のあるフッ素コーティングを施している。

同時に発売するマクロエクステンションチューブについては別記事で扱う。

最大径×全長は約108×203.5mm。重量は約1,425g。レンズフードと三脚座が付属する。

別売の1.4倍テレコンバーター「フジノンテレコンバーター GF1.4X TC WR」は、3群7枚構成。最大径×全長は82×26.7mm。重量は約400g。

フジノンテレコンバーター GF1.4X TC WR装着イメージ

本誌:鈴木誠