ニュース

キヤノン、「EOS-1D X Mark II」など7機種の最新ファームウェアを公開

新TS-Eレンズへの対応など

対象機種のひとつ「EOS-1D X Mark II」

キヤノンは11月29日、EOSデジタル一眼レフカメラ7機種の最新ファームウェアを公開した。対象機種はEOS-1D X Mark II、EOS-1D X、EOS 5Ds R、EOS 5Ds、EOS 5D Mark III、EOS 6D、EOS Kiss X9。

12月下旬に発売される新TS-Eレンズへの対応や、機種により不具合修正も含まれている。(以下、公式サイトより引用)

EOS-1D X Mark II(Version 1.1.4)

・本ファームウエアを搭載したカメラとTS-Eレンズ (TS-E17mm F4L/TS-E24mm F3.5L II/TS-E50mm F2.8Lマクロ/TS-E90mm F2.8Lマクロ/TS-E135mm F4Lマクロ) を使用して撮影したRAW画像に対して、Digital Photo Professional を使用して、色収差補正、周辺光量補正、歪曲補正、デジタルレンズオプティマイザの対応が可能になりました。
・本ファームウエアを搭載したカメラとTS-Eレンズ (TS-E50mm F2.8Lマクロ/TS-E90mm F2.8Lマクロ/TS-E135mm F4Lマクロ)を使用してのLVソフト撮影が可能になりました。(標準露出にならなかったり、露出ムラが発生する現象を補正しました。)
・Exif 2.31に対応しました。

EOS-1D X(Version 2.1.0)

・本ファームウエアを搭載したカメラとTS-Eレンズ (TS-E50mm F2.8Lマクロ/TS-E90mm F2.8Lマクロ/TS-E135mm F4Lマクロ)を使用してのLVソフト撮影が可能になりました。(標準露出にならなかったり、露出ムラが発生する現象を補正しました。)
・カメラシステム情報で確認することができる “レリーズ回数” の表示を、最大1,000,000回から最大9,999,000回に変更しました。
・ストロボ多灯撮影で同調不良の画像となることがある現象を修正しました。
・シャッターレリーズタイミングによっては、エラー80となる現象を修正しました。

EOS 5Ds R(Version 1.1.2)

・本ファームウエアを搭載したカメラとTS-Eレンズ (TS-E17mm F4L/TS-E24mm F3.5L II/TS-E50mm F2.8Lマクロ/TS-E90mm F2.8Lマクロ/TS-E135mm F4Lマクロ) を使用して撮影したRAW画像に対して、Digital Photo Professional を使用して、色収差補正、周辺光量補正、歪曲補正、デジタルレンズオプティマイザの対応が可能になりました。
・本ファームウエアを搭載したカメラとTS-Eレンズ (TS-E50mm F2.8Lマクロ/TS-E90mm F2.8Lマクロ/TS-E135mm F4Lマクロ)を使用してのLVソフト撮影が可能になりました。(標準露出にならなかったり、露出ムラが発生する現象を補正しました。)
・Exif 2.31に対応しました。

EOS 5Ds(Version 1.1.2)

・本ファームウエアを搭載したカメラとTS-Eレンズ (TS-E17mm F4L/TS-E24mm F3.5L II/TS-E50mm F2.8Lマクロ/TS-E90mm F2.8Lマクロ/TS-E135mm F4Lマクロ) を使用して撮影したRAW画像に対して、Digital Photo Professional を使用して、色収差補正、周辺光量補正、歪曲補正、デジタルレンズオプティマイザの対応が可能になりました。
・本ファームウエアを搭載したカメラとTS-Eレンズ (TS-E50mm F2.8Lマクロ/TS-E90mm F2.8Lマクロ/TS-E135mm F4Lマクロ)を使用してのLVソフト撮影が可能になりました。(標準露出にならなかったり、露出ムラが発生する現象を補正しました。)
・Exif 2.31に対応しました。

EOS 5D Mark III(Version 1.3.5)

・本ファームウエアを搭載したカメラとTS-Eレンズ (TS-E50mm F2.8Lマクロ/TS-E90mm F2.8Lマクロ/TS-E135mm F4Lマクロ)を使用してのLVソフト撮影が可能になりました。(標準露出にならなかったり、露出ムラが発生する現象を補正しました。)

EOS 6D(Version 1.1.8)

・本ファームウエアを搭載したカメラとTS-Eレンズ (TS-E50mm F2.8Lマクロ/TS-E90mm F2.8Lマクロ/TS-E135mm F4Lマクロ)を使用してのLV静音撮影が可能になりました。(標準露出にならなかったり、露出ムラが発生する現象を補正しました。)

EOS Kiss X9(Version 1.0.1)

・アクセサリーシューに一部の他社製アクセサリーを装着した際の誤表示を修正しました。

本誌:鈴木誠