ニュース

ZEISS、一眼レフカメラ用の「Milvus 1.4/35」を海外発表

デジタル対応のMFレンズ 新規の光学設計を採用

ZEISSは6月21日、「ZEISS Milvus 1.4/35」を発表した。海外で7月に1,999ユーロで発売予定としている。日本国内での発売に関するアナウンスはない。キヤノン用のZEと、ニコン用のZF.2を用意している。

デジタル対応を特徴とするMilvus(ミルバス)シリーズに加わる35mm F1.4のレンズ。35mmフルサイズのカメラに対応する。逆望遠型のディスタゴンタイプを従来モデル(現在のClassicシリーズ)から継承しつつ、Milvus 1.4/35では完全に新規の光学系を採用したという。

11群14枚構成で、一番後ろのレンズに非球面が使われている。最短撮影距離は0.3m。フィルター径は72mm。

最大径は85mm。全長と重量はキヤノン用が125mm・1,174g、ニコン用が126mm・1,131g。

Milvusシリーズの共通仕様として、動画用途を想定したデクリック機構も備える。

本誌:鈴木誠