岡嶋和幸の「あとで買う」
1,274点目:お気に入りのバライタ紙がリニューアル
ハーネミューレ「フォトシルクバライタX」
2024年10月25日 07:00
ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。
ハーネミューレ「フォトシルクバライタX」
1,239点目でハーネミューレの新しいバライタ系のファインアート紙を2製品紹介しましたが、それらを取り上げたデジタルカメラマガジンでの連載「プリントすると写真が上手くなる」で実はもう1製品レビューしています。それが本日の「フォトシルクバライタX」で、今月発売になったばかりです。
ファインアート紙は一般的な写真用紙よりも風合いがあり、色や階調の再現性に優れ高級感もあります。安くないので気軽に使えないのがネックですが、この製品はほかのラインアップよりリーズナブル。A4サイズの25枚入りの販売価格は7,900円前後で、1枚あたり300円ちょっとの計算になります。
以前に写真展の展示作品などでよく選んでいた「フォトシルクバライタ」の改良版です。
新旧比較などはデジタルカメラマガジン2024年10月号の記事を参考にしてほしいのですが、像が鮮明であるなどより立体的な仕上がりが得られます。光沢も控えめで、紙色もナチュラルと写真を選ばず、多くの人に気に入ってもらえるでしょう。