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シグマ、dp Quattroシリーズの最新ファームウェアを公開
SFDモードやDNG記録を追加 SIGMA Photo Proも更新
2017年4月26日 15:35
シグマは4月26日、dp0 Quattro、dp1 Quattro、dp2 Quattro、dp3 Quattroの最新ファームウェアを公開した。対応する現像ソフト「SIGMA Photo Pro 6.5.3」も最新版がリリースされている。
追記:dp Quattroファームウェア2.0.0の公開が一時中止
適用後に背面ボタン操作を受け付けなくなる現象が確認され、公開を一時中止。修正版を4月28日に公開予定とのこと。詳細はこちら→「シグマ、dp Quattroのファームウェア2.0.0を一時公開中止」
dp Quattroシリーズ(Ver.2.00)
- SFD(Super Fine Detail)モードを搭載しました。
- 記録方式にDNG(無圧縮RAW12bit)形式を追加しました。
- 「設定のリセット」から工場出荷状態に戻した時、最初に言語選択画面が表示されるよう仕様変更いたしました。
- フォーカスロック撮影(AFL)やAE ロック撮影(AEL)時に、メニュー表示や画像の再生を行った際にAFLやAELが解除されないように仕様変更しました。
- 縦位置撮影時における水準器の精度の向上を図りました。
- ISO オートにおけるISO感度の上限の設定において、ISO200が選択できない不具合を修正いたしました。
- バッテリー残量が少ない時にオートブラケット撮影を行うと、まれに最後のコマの記録画像がエラーとなる現象を修正しました。
SIGMA Photo Pro 6.5.3
【SPP6.5.3 Windows版】
- SIGMA dp QuattroシリーズのSFDモードで撮影したX3Iファイルに対応しました。
- 白とび軽減機能の効果の最適化を図りました。
*SIGMA Photo Pro Ver.6.5.0から、動作条件をIntel Core2 Duoプロセッサ以上(Intel Core i シリーズ相当を推奨)で3GB以上のRAM(8GB以上を推奨)を搭載したパーソナルコンピュータに変更させていただいております。また、32bitシステムでは、印刷機能、スライドショー機能、レビューウインドウの複数表示がご利用になれません。
【SPP6.5.3 Macintosh版】
- SIGMA dp QuattroシリーズのSFDモードで撮影したX3Iファイルに対応しました。
- SFDモードの現像速度の改善を図りました。
- 白とび軽減機能の効果の最適化を図りました。
- フランス語および、ロシア語環境において、起動エラーが発生するバグを修正しました。
*SIGMA Photo Pro Ver.6.5.0から、動作条件を対応OSは10.9、10.10、10.11、10.12となり3GB以上のRAM(8GB以上を推奨)に変更させていただいております。
*4月26日に公開したファームウェアにアップデートを行ったdp Quattroで撮影したRAWデータ(X3Fファイル、X3Iファイル)を現像するには、SIGMA Photo Pro 6.5.3が必要となります。