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キヤノンマーケティングジャパンの社員食堂に潜入しました

社長室にもお邪魔しました

今年の夏、キヤノンマーケティングジャパン株式会社の「ファミリーデー」にお邪魔しました。その模様をお伝えしましょう。

キヤノンマーケティングジャパン(以下CMJ)は、キヤノンの国内マーケティング活動を行う企業。10年前くらいにはキヤノン販売という名称で幕張に本社があったと記憶していますが、現在の本社は品川のキヤノンSタワーに所在します。

Sタワーには本社機能だけでなくショールームやギャラリーもあり、新製品の体験イベントも行われています。関東地方の読者の皆さんにとっても、馴染みのある場所ではないでしょうか。

そのSタワーで8月8日および9日、CMJ社員のためのファミリーデーが開かれました。

ファミリーデーとは

会社の取組として、従業員の家族の職場訪問を受け入れ、日々従業員を支えてくれる家族に職場に対する理解を深めてもらうとともに、同僚との交流を図り、それぞれの従業員にも大事な家庭があるということを社内全体で再認識することで、「働きやすい・家族を大切にする職場の雰囲気づくり」を行い、ワークライフバランスの推進を図る取組を行う日を指します。

ファミリーデーとは:東京しごとの日

基本的には社員の子ども・両親・兄弟といった家族による職場訪問という位置づけの行事で、CMJではそれにあわせて来場者が楽しめるよう、様々な催しものが繰り広げられます。

こうした取り組みは外資系の大企業などで聞きますが、家族に仕事を理解してもらう一助となるとあって、CMJでも以前から好評を持って行われてきたそうです。育休中の女性社員が、生まれた子どもをつれて上司のもとに挨拶にくるのも恒例とか。

そんなファミリーデーに、社員でもない私がなぜか招待されました。いくぶん混乱しながら現場に向かうと……なんじゃこりゃ!

お堅い発表会でおなじみ、自分にとって戦場ともいえるSタワー3Fのホールが、手作り感溢れるほんわかしたお祭りの場になっていました。お父さん・お母さんに連れられた子どもたちがめっちゃ楽しそう。社員さんからも、普段想像できない笑顔があふれています。

いろんな出店がある中、子どもたちに人気があったのは、社員証風のIDカード・フォトフレームの工作コーナーです。子どもはこういうのに憧れるのですね。

デジタルカメラで写真を撮ってもらったら、枠に合わせて自分で切り抜き、台紙に貼り付けます。クリアケースに入れたら出来上がり。お父さん・お母さんの社員証とそっくりですが、これで社内には入れません。

他にもカレンダー作成、ドローンデモ・操縦体験、わなげ、プロジェクターでのデジタルお絵描き&アクションゲーム、AR動画カード・トラック工作、お菓子釣りなどが行われました。それぞれのコーナーで接客を担当するのは、もちろんCMJの社員です。

さすがキヤノン。カレンダーはImage PROGRAPHでプリントされます。持参した自分の写真を入れることが可能。

この日に限ってCMJ社内をある程度自由に動けるとのことで、社員食堂にも向かいました。もちろん中に入るのは初めてです。

本日のスペシャルランチはこれ。美味しそう!

しかしせっかくなので、ファミリーデー限定のメニュー、お子様ランチを注文することにします。そもそもおっさんが頼んで良いのか不安でしたが……

普通に出てきました。いかにもお子様ランチです。ごちそうさまでした。

社員食堂の風景。

調子に乗って、業務フロアへも向かいました。ひょっとしたらまだ知らない新製品の情報が得られるかも……しかし、厳重なセキュリティに阻まれあえなく撤退。

そうこうしているうちに、ファミリーデーで最も人気のあるイベント、社長室訪問の時間がやってきました。予約した子どもたちが社長室に入り、代表取締役社長の坂田正弘さんに面会できるというものです。

ウキウキしながら社長室に向かう子どもたち。緊張している私。

坂田社長はスーツからポロシャツに着替えてお出迎え。参加者と記念撮影を行います。

社長室から品川駅を見下ろせるとあって、子どもたちはおおはしゃぎです。さりげなくキヤノンの双眼鏡が置いてある大人の気遣いも。

社長とのジャンケン勝負でお土産もゲット。

「△△さんのところの子か。似ているねー」「前も来てくれたよね。大きくなったねー」と気さくな坂田社長。

とまあ、普段仕事でおつきあいのあるCMJの意外な社風をかいまみることができました。来年も魅力ある新製品・サービスを期待しております。

本誌:折本幸治