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新メモリーカード規格「CFexpress」が開発中

RAW形式のハイフレームレート動画などに対応

CompactFlash Association(CFA)は9月7日、新たなメモリーカード規格「CFexpress」を開発中だと発表した。

プロイメージングの他、パソコン、サーバー、IoTなど産業分野も想定したもので、現在CFAのCFexpressワーキンググループ内で仕様策定が行われている。

RAW形式で120~240fpsといった4Kや8K動画などの記録に求められる仕様への対応も目標で、PCI Express NVMeプロトコルに対応するという。

メモリーカードの形状は複数あることが想定されているが、8月9日から開催されたFlash Memory SummitでマイクロンのShahar Noy氏が行ったプレゼンテーションによれば、XQDと同じサイズもあるという。

CFAでは、最新のメモリーカード規格としてCFast 2.0メモリーカードの仕様を策定済み。製品化も行われている。

(参考画像)開発中のCFexpressには、XQDメモリーカード(上)と同程度のサイズもあるという。下はSDメモリーカード。
(参考画像)CFast 2.0メモリーカード。同じくCFAが策定したCFast規格を採用する。